大塚温泉(金井旅館):群馬県 '07.7月
本館(宿泊棟) |
母屋の向かいにある新旧の湯屋 |
男女別の新内湯 |
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混浴の新露天風呂 |
男女別の内湯から出てこられる |
源泉ドバドバの旧内湯(混浴) |
吾妻郡中之条町大字大塚803 :0279-75-3037 (9:00-21:00 300円/2H) 源泉温度が34.2℃とぬる目の温泉ですが、アトピーをはじめ皮膚に優しい温泉ということで、湯治に訪れる方も多いようです。 以前は母屋の向かいに混浴内湯の旧湯屋があっただけらしいのですが、私が訪ねた時は、ちょうど新湯屋が完成し、新宿泊棟を建設している最中でした。 まずは木の香りも初々しい新湯屋へと向かいました。 男女別の真新しい内湯は豪華ホテルのそれと比較しても決して見劣りしません。 ただ、これが完成したために、B級感漂う旧湯屋が無くなってしまったらこの温泉の魅力は半減してしまう事でしょう。 男女それぞれの内湯から外に出ると開放的な混浴の露天風呂に出る事が出来ます。 この時点ではまだ未完成のようで、まだ浴槽の周囲には工事用の道具が置かれていました。 やがてお約束どおり妻が女湯方面から現れました。 囲いも何も無い露天風呂を見て「何これ、丸見えじゃないの〜」これが第一声です。 たしかにそうなのですが、正面はず〜っと先まで野っ原が続き、その先の道を行く人は米粒ほどにしか見えませんから心配いりません。 まるでプールのような露天風呂の底には緑色の石が敷き詰められ、美しいモザイク模様になっています。 この露天風呂は湯温が低いので暖かい時期向きかと思えますが、内湯には加温浴槽もあるので、寒い時期でも交互に入れば良いのではないかとも思います。 一旦着衣してから、歩いて数歩の旧湯屋へと向かいました。 ここは脱衣所こそ男女別ですが、浴場は混浴です。 5〜6人の入れば一杯の浴槽と1人用の加温浴槽があり、まるで滝の様にザバザバと源泉が注がれています。 あまりの水勢のためか、湯口にはふんどしの様にビニールがかぶされています。 私が訪れた時は常連さんが多く入浴されていて、皆さん思い思いのスタイルで温泉を満喫していました。 そのうちのお1人の方に「ビニールまくって頭から浴びるのも良いものだよ」と勧められたもので挑戦してみましたが、まるで滝に打たれているような感じでした。 綺麗な新湯屋もいいけれど、浴場内にトイレまでしつらえてある、長湯向きのB級感漂ったこの旧湯屋こそがこの温泉の宝ではないでしょうか。 入浴後、母屋にご挨拶に行くと、気さくな宿主がお茶を入れてくれて、お新香やお菓子を頂きながらしばらくの間温泉談義してしまいました。 ほっとしますね、こういう温泉。 |
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