鉛温泉(藤三旅館):岩手県) '10.9月

寺社建築のような純和風の本館 日帰り入浴は自炊棟で受け付け 宿の名物「白猿の湯」
混浴で脱衣所も教養 大人が立ってもこんなに深い マーブル模様が美しい「桂の湯」
銀の湯 河鹿の湯 自炊客用の大きな売店

花巻市鉛字中平75-1  ☎0198-25-2311 icon088ie.gif  (7:00-21:00 700円)

宿のホームページによると、600年前にご先祖がキコリをしていた時にカツラの木の根元から湧出する温泉で傷を癒している姿を見て、この地に温泉が湧出している事を知り、のちに温泉旅館として開業したらしい。

建物は旅館部と自炊部に分かれ、立ち寄り入浴の場合、受け付けは自炊棟で済ませる。     立ち寄りで行っても、レトロ感あふれる純和風建築の旅館部の玄関は必見です。     私達も立て続けに入浴ではバテテしまうので、合間合間に館内をウロウロして玄関にも行きました。

お宿自慢の「白猿の湯」は天然の岩盤をくりぬいたもので、源泉が足元から自噴しています。     1階から階段を下った所に湯船があり、地下洞窟にある浴場のようです。     水深1.25mある立ったまま入る珍しい湯船です。     混浴のうえ、脱衣所も男女共用で、女性には厳しいと思いますが、1日に3回1時間づつ女性専用時間も設けられているので、タイミングを見計らって入浴すればのんびりと温泉が楽しめる事でしょう。
湯船は光の加減か、澄んだ湯なのに、ラムネのビー玉のような色を呈しています。      岩むき出しの岩盤がまたたまりません。

桂の湯は男女別でそれぞれに内湯と露天風呂があります。     渓流に面していて開放感もあります。     特筆すべきはその湯船及び洗い場の美しいマーブル模様の岩盤で、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
男湯側には露天風呂のさらに下段にもう一つの露天風呂があり、渓流を間近に見ながら入浴する事が出来ます。

このほかに、「銀の湯」「河鹿の湯」「白糸の湯」という浴場がそれぞれ男女別にあります。

時間に余裕があれば湯治で、、、立ち寄りの場合も時間を忘れてのんびり味わうのが似合いそうなお宿でした。

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