川原毛温泉(川原毛大湯滝):秋田県 '07.6月
大滝の上部 川原毛地獄 |
大滝の源流部 激熱の湯沢 |
川原毛大滝 |
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向かって右側の浅い滝つぼ |
向かって左側の深い滝つぼ |
下流の湯沢でも入浴できる |
泥湯温泉から車で5分位で荒涼とした川原毛地獄の駐車場に到着します。 ここから川原毛地獄をまくように遊歩道を約15分程下っていくと、お地蔵さんの立つ川原毛大滝の駐車場に出ます。 車で訪れる場合、川原毛地獄を散策しないのであれば、ここの駐車場が車で川原毛大滝にアクセスできる最短地点となります。 トイレもここで済ませましょう。 駐車場から遊歩道を下っていくと、「熱湯注意」の注意書きがある湯沢に出ます。 湯沢の上流部が見えますが、この辺りでは温泉玉子が出来るほどの温泉湧出が有ります。 さらに遊歩道を下り、駐車場から20分ほどで、滝そのものが温泉という、落差約20mの日本一の湯滝に出ます。 ネットで画像は見た事がありましたが、実物を目にし、すっかり興奮してしまった私は思わず立ちすくんでしまいました。 私達が訪れた時は崖崩れのため最短道路が通行止めになり、川原毛地獄の駐車場から長距離歩かなければ来られず、ほとんど観光客と出会う事はありませんでした。 大湯滝に到着した時は中年ライダーのご夫婦が入浴しているだけでした。 大滝は上部で二つに分かれ、向かって右側には浅い滝つぼ、左側には足も着かないほどの深い滝つぼを形成しています。 いずれの滝も流れは強く、水しぶきと風圧でまともに目も開けていられません。 更に、強酸性の泉質のため、ここに来るまでの間に木の枝で擦りむいた傷や目がヒリヒリします。 入浴適期は7月上旬から9月中旬と言われています。 6月の時点では脱衣所の戸も開いておらず、外で着替えざるを得ませんでした。 また、湯温も温めで、いつまでも入っていられる状態でした。 当然ですが、滝の下流部も湯沢が続き湯遊びする事が出来ますが、やはり滝壷が最高の入浴スポットでしょう。 尚、11月上旬から5月上旬までは雪のため道路が通行止めとなり、車での来訪は無理のようです。 |
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