東鳴子温泉(いさぜん旅館):宮城県 '07.6月

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砂善(いさぜん)旅館

温めの炭酸泉(混浴)

熱めの鉄鉱泉(混浴)

大豪寺の湯(男湯)

露天もあるノンちゃんの湯(女湯)

阪神タイガースグッツが一杯

大崎市鳴子温泉赤湯11 0229-83-3448 icon088ie.gif (10:00-20:00 500円)

手入れの行き届いた和風庭園の様な前庭と外観から、一見すると敷居が高そうな印象を受けましたが、一歩足を踏み入れてそのイメージは一変しました。   玄関ではマスコットの猫ちゃん達が勝手気ままにくつろぎ、そのすぐ奥にある田舎の応接間風の部屋では、暇をもてあました湯治客がのんびりくつろいでいます。   なんていうか、家庭的なんですよね。

館内のいたる所にタイガースグッズがあり、館主のトラキチぶりが伺えます。(笑)   浴場は館内に点在し、男女別・混浴・貸切り(宿泊者専用)があります。

まずは名物の混浴露天風呂へと向かいました。   戸を開くと脱衣所は男女一緒、浴場では狭い浴槽に数人の男性が入浴中、「では先に男女別にでも入ろう」と脱衣所を出た時、湯治客らしいおばあちゃん達がやってきて、「みんな同じ、一緒に入れば恥ずかしくない」とありがたいお言葉を妻にかけて頂き、結局私達も入浴する事となりました。(笑)

浴場は脱衣所より一段低い位置にあり、タイル張りの仕切り壁をはさんで、左右に二つの浴槽が有ります。   お互い行き来は出来ますが、仕切り壁があるので、お互いの浴槽は見えません。  

脱衣所から向かって、左が敷地内より湧き出す炭酸泉の源泉風呂、ラジウムを多く含み天然炭酸による泡付きもあり、血管を拡張させ「新陳代謝」を盛んにする作用があるという事です。   右が源泉をブレンドした鉄鉱泉で、琥珀色した熱い湯が掛け流されています。 

炭酸泉は4人も入れば一杯になる狭い浴槽ですが、温めで長湯できるので、先客の男性達が陣取ってなかなか上がりそうにありません。←私は無理して入ったが肌が触れ合うほどでした。   

おばあちゃん達と妻はしばらくの間反対側の浴槽で入っていたのですが、切り込み隊長のおばあちゃんを先頭にこちらにやって来ました。   その結果、先客の男性はトコロテン式に追い出され湯船交換となりました。

男湯の「大豪寺の湯」は広々していて、大きな浴槽には東鳴子重曹泉が掛け流されています。

女湯の「ノンちゃんの湯」は男湯に比べると小ぶりですが、露天風呂も併設されていて、女性に優しい心配りが伺えます。   許されるならば入ってみたかったな〜。

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