東鳴子温泉(馬場温泉共同浴場「馬場の湯」):宮城県 '07.6月
農家の中庭にある物置みたい |
共同湯「馬場の湯」 |
裏返すと「どうぞ」になる |
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簡素な脱衣場 |
木造のコンクリート浴槽 |
コールタール臭の濃厚な黒湯 |
大崎市鳴子温泉馬場102 0229−83−3378 (4:00-16:00/30分以内 300円) 馬場温泉共同浴場「馬場の湯」は、国道47号線沿いにあるにもかかわらず、一度目は看板を見過ごして通り過ぎてしまいました。 画像からも分かるように、私にはどう見ても大農家の広い庭の様にしか見えなかったのです。 広い敷地内には母屋がデンと構え、中庭のど真ん中に湯屋があります。 その周辺には作業小屋や倉庫らしき建物が建ち並び、生活感が感じられます。 母屋の玄関で声を掛け、入浴料を支払い早速湯屋へと向かいます。 混浴なので一応窓からチェック。 誰もいないので遠慮なく戸を開けると、目の前が脱衣場です。 コーラのような黒湯から立ち上るコールタール臭が鼻を刺激します。 とても熱いと母屋で聞いてきた湯温ですが、先に入った地元の人がいたのか少し熱い程度のいい湯加減でした。 出たり入ったり縁に寝そべったり、なんだか妙に落ち着いてしまうお風呂で、30分の時間制限はあっという間に過ぎてしまいました。 湯屋を出た時にはじめて気づいたのですが、扉に掲げられた「入浴中」の札は上に引き抜けるようになっていて、裏返すと「どうぞ」と書いてありました。 基本的に混浴なのですが、「入浴中」の札が掲げられていたら、いきなり戸を開けず一声掛けるでしょうから、混浴が苦手な方はこの札を活用すると良いでしょう。 夜間まで開いているそうですが、共同湯なので夕方からは地元の方専用になるそうです。 |
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