乗鞍高原温泉(のりくらの宿 舞):長野県) '12.04月

のりくらの宿 舞 山側が広く開いた内湯 男女の仕切りは火山岩
開放的な露天風呂 夜間は貸切利用の内風呂 露天風呂も夜間は貸切利用です

松本市乗鞍高原4237-7  ☎0263-93-3000  icon088ie.gif  (13:00-18:00 600円)

乗鞍高原の温泉というと、地獄から導湯された濃厚な硫黄臭プンプンの白濁した温泉を思い浮かべてしまうが、この宿の温泉は無色透明、ほぼ無臭のあっさりした源泉です。     疑問に思い宿主に尋ねてみたら、乗鞍高原温泉では新しい泉源の鈴蘭温泉という源泉から引いた物だそうです。     源泉の温度が高くないのか、私達の伺った時期、露天風呂の早朝入浴はヌル湯好きの私でも「普通の人は入らないだろうな~」と思ったほどです。←チェックイン時に「この時期露天風呂は今から夜までで朝は温くて入れない」とちゃんと説明されます。

内湯から扉を開けて露天風呂に出ると、目の前が自然そのままの山でして、野生の生物がいつ飛び出してきても不思議ではない雰囲気です。     露天風呂大好きな私は、内湯で体を洗うと早々に露天風呂へと向かいました。     シーンと静まり返った露天風呂に身を沈め、一人ボーっと野山を眺めていると、なんだか妙に落ち着いて来るんだな~。

泊り客には夕食後30分の貸切タイムが与えられます。     チェックイン時に時間表に予約を入れるシステムで、男湯と女湯いずれかを部屋ごとに選択します。     小さな宿ならではのサービスなのでしょう。

サッパリしたすずらん源泉の湯は、濃厚な硫黄臭源泉の乗鞍高原においてはマイナーな存在ですが、硫黄臭の苦手な人にはありがたい温泉でしょう。

こちらのお宿はペットの宿泊も可能で、愛犬家も多く宿泊されていましたが、パブリックスペースでの管理は行きとどいていて、愛犬家以外の方が嫌な思いをされる事のないよう配慮されていました。

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