真賀温泉(真賀温泉館):岡山県 '03.8月〜'04.8月
崖にへばりつく様な真賀温泉街 |
坂の途中にある共同温泉洗濯場 |
共同浴場のような真賀温泉館 |
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混浴の幕湯入り口 | 深く狭い幕湯 | 竹筒が底から源泉を導いている | ||
真賀温泉男湯 | 真賀温泉女湯 | 入浴料150円ですよ 安い |
真庭郡湯原町仲間180 0867-62-2953 (7:00-22:00 普通湯150円・幕湯250円) 湯原温泉からR313号線を南に約10km程行った所にある小さな温泉郷。 山肌にへばり付く様に温泉宿が立ち並んでいる。 道路際の駐車場横に源泉が流され、ポリタンク持参で汲みに来ている方もいた。 真賀温泉館の脇には余り湯を利用した地域の洗濯場があり、現役で使われているようだ。 真賀温泉館は立ち寄り専門の銭湯か共同浴場のような所で、何か懐かしい雰囲気が漂う。 集う人々もおなじみさんが多いらしく、休憩所では世間話に花が咲き、わき合い合いとしている。 まず入湯料金の安さに驚いた。 コレだけの施設が整っていて150円で温泉に入る事が出来るのだ。 名物の幕湯と普通湯の料金が違うのは源泉が違うのかと思って管理人のおじさんに聞いてみたら「お湯は同じじゃが」とあっさり言われた。 混浴と別浴の違いで料金が違うのだろうか。 混浴の幕湯を覗いて見ると狭い浴場に男性が数人入浴されていた。 誰もいなかったら妻も入ったのであろうが、今回は女湯に行ってしまった。 脱衣所も一緒だから仕方ないかな? 幕湯は天然の岩盤から源泉が湧き出していてかなり深く、私の胸ほどの水深がある。 太い竹筒が岩盤に差し込んであり、きれいな源泉が飲湯できるようになっている。 一緒に入浴していた息子が竹筒を引っこ抜いていまいちょっと慌てた。(笑) そこには「竹筒を抜かないで下さい」との注意書きが貼ってあった。 「男女別の湯と比べ、料金が高い分ここの源泉がやっぱりホンマもんなのかな〜」と思いつつお湯を堪能した。 その後、男湯にも入浴してみたが、泉質雰囲気共に幕湯との違いは発見できなかった。 岩盤から湧出する温泉の上に建物を建てたので仕方ないとは思うが、浴室はすべて狭く閉鎖的でうす暗い。 しかし、商業目的一辺倒に走らないその素朴さは大切にしていただきたいと思う。 |
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