県境の某温泉( 湯の滝)長野県 '07.8月

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まるで噴泉丘のような源泉槽

険しい湯沢を登ると・・・

地熱で熱い源泉地帯

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これが本当の「滝湯」

けっこう深い滝壺

尻湯なら湯沢で充分

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県境に湧く某温泉宿が源泉としている野湯です。
湯滝へと向かう林道に入ると急に道が細くなるので、車は林道手前の道路が広い所に駐車して、そこから某宿の前を通り過ぎ、先へと続く細道をトボトボ歩いて行く。   程無く、お堂と源泉槽ががあり、山道をさらに先へと進む。   やがて沢に出るのでここで沢を渡河し、ここからは沢の左岸を遡上する。

私が訪ねた時は砂防工事の真最中で、作業員の方々が何人も沢で作業していました。   そしてリュック背負った私を「変なヤツがやって来たな〜」って感じで見ています。   ここで行く手を阻まれてはまずいと、軽く微笑をたたえ会釈しながら工事区域を無事通過したのでした。

砂防ダムからはガレた沢に入るのですが、沢に手を浸けてみるともうすでに温かな湯沢で、この先の期待が膨らみます。   沢を遡上して行くと何ヶ所か小さな池状態のぬる湯だまりがあるのですが、作業現場からまだ見えてしまいそうなので、渓谷状になった沢をさらに上えと遡りました。   やがて細く急になった沢の先に源泉地帯の水蒸気が見えてきます。   このあたりは熱い源泉がそこらじゅうから湧き出していて地熱も感じます。

源泉の流入状態で湯沢の温度が違うので、適温の箇所を見つけて入浴します。   某宿の大切な源泉なので石を組んで湯船を造るのはやめておきました。   けっこう深い滝壺もあるし、尻湯なら湯沢で充分です。   今回の様に作業員さんがいなければ前述した下流の沢でも充分入浴可能かと思えます。   

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