石部温泉(平六地蔵岩露天風呂):静岡県 '04.1月〜'07.12月
地蔵の見守る露天風呂 |
天然のジャングル風呂のようだ |
源泉が熱くなかなか入れない |
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これが本当の「湯船」 |
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熱い源泉の流れ込む小川で入浴 |
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近年立派な脱衣所が出来た |
平六地蔵岩露天風呂は石部漁港の片隅にあり、その存在を知らないとすぐ近くまで来ても見過ごしてしまいそうだ。 山際にある露天風呂はその周囲を植木に覆われ、海側の漁港広場から眺めただけではそこに露天風呂があることすら分からないのである。 そのお陰で観光客が来るわけでもなく入ってしまえば人目はあまり気にならない。 脱衣所は棚に籠が置かれただけの簡素なものですが、布で目隠しされた女性用の脱衣場もあります。 源泉はかなりの高温で、源泉直下では熱くてたまらない。 また、かなり塩辛く良く温まるが、出た後にベタベタするのが少し気になる。 亜熱帯系の植栽が施され、まるで天然のジャングル風呂のようでワイルド感にひたれます。 この地にはその昔、子供を大波にさらわれてしまった平六がこの大岩の上で来る日も来る日も波間を見つめていたという悲しい言い伝えが残っている。 その為か今でもこの地蔵は子供の厄除けや海上安全など人々の信仰を集めているらしい。 冬の間は浴槽の栓が抜かれ入浴できないので要注意。 たまたま私が訪れた時には湯船の脇に源泉が垂れ流されていたので、少々熱いが浴びさせていただいた。 その後また冬場に訪れた時には源泉廃湯口にボートが置かれていたが、とても熱くて瞬間入浴が精一杯。 それではと、ボートからあふれ出した源泉が流れ込む小川で入浴を試みるとこれが適温でホンマモンの野湯も顔負けです。 |
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