赤川温泉(赤川荘):熊本県) '13.09月

赤川荘 入り口にある飲泉所 硫化水素臭プンプンの内湯(男湯)
こちらは非加熱の内湯源泉浴槽 露天風呂(男湯側) 左の塀が途切れた先が混浴

竹田市久住町大字久住4008-1 ☎0974-76-0081  icon088ie.gif  (9:00-19:00 500円)

赤川温泉は標高1100mの久住高原は赤川谷の秘境に湧く一軒宿の温泉です。   歴史は古く、発見は12世紀にまでさかのぼり、古来より仏僧や修験者の修行の場となっていたそうです。
宿の前の駐車場に到着すると、かなり強烈な硫化水素集がプンプンしています。   玄関に向かう途中にある飲泉所は温泉成分によりレモン白色に染まっていて、期待をこめて恐る恐る手を差し伸べると、、、なんとあれだけの香りを周囲に漂わせながら、なんと冷たい冷鉱泉ではありませんか。   口に含むと期待を裏切らない濃厚な酸味と苦味と炭酸を含むあれこれ。

受付を済ませ浴室に向かうに従い硫化水素の香りは強くなり、私の胸も高鳴ります。
男女別の内湯には非加熱の源泉浴槽と過熱された浴槽があり、交互に入浴するのがこちらの正式な入浴スタイルなのだそうです。   内湯でありながら、雄飛の滝をはじめ自然のままの渓谷美を大きなガラス越しに眺めることが出来、ロケーションは申し分ありません。

内湯でしっかり温まり、渓谷美を手に取るように眺めながらの入浴が楽しめる露天風呂に向かうと、、、温い、と言うよりも冷たいではありませんか。   秋口でこんなだったらまず冬場の入浴はまさに修行でしょう。
露天風呂は男女の境に塀が設けられておりますが、先に向かうとその塀は途切れて湯船にも仕切りが入り、混浴の湯船となっております。   こちらの湯船はさらに温度が低くなり、覗きと勘違いされるのも嫌なので早々に引き上げ、内風呂で常連さん達とあれこれ温泉の話しをながらパンチの効いた冷鉱泉を楽しみました。

こちらの混浴露天風呂は夏真っ盛りじゃないと、長湯は厳しそうです。

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