湯の花温泉(石湯):福島県 '04.11月〜'06.7月
大岩を抱いた個性的な湯屋 |
真っ黒でヌルヌルした大湯船 |
つい立の向こうにある小湯船 |
南会津郡岩舘村湯の花 (5:00-22:00 200円) 湯の花温泉の中で一番野趣に富んでいる共同浴場で、石の湯旅館下の渓流沿いに大岩を抱くようにして湯屋が建てられていています。 かつては石の湯旅館の所有だったそうですが、共同湯として地域に寄付されたそうです。 ここは混浴で、脱衣所には無いよりはまだましといった程度の物ですがつい立もちゃんとあります。 浴槽に面した大岩には神棚が祀られ、どことなく神秘性を漂わせた浴場です。 温泉に感謝して私も拝んできました。 数人は入る事の出来る大きく深い浴槽と、つい立越しにある浅めの小さな浴槽があります。 大きい方の浴槽には2箇所から熱い源泉がなみなみと注ぎ込まれていて、とてもじゃないけれどそのままでは入浴出来ません。 まず源泉流入溝にタオルで堰を作り、熱い源泉を止めた上でホースを使って水で埋めたのですが、石焼ビビンバのような浴槽はいつまで経っても熱く、仕方ないので私達はまず小さい方の浴槽を水で埋めて入浴し、その間に大きい方を水で埋める作戦を取りました。 小さな浴槽はとても浅く、寝湯には丁度良いのですが風呂に浸かった気にはなれません。 その後私達はしばらくしてから、湯温も下がりなんとか入浴できるようになった大きな浴槽へ移動しようやく入浴を果たしました。 大きい方は温泉成分のため浴槽内が真っ黒に変色し、底はとてもヌルヌルしています。 私もセルフ撮影中にうっかり転んでしまいました。 カメラ持って無くて良かった〜。 肩まで温泉に浸かることが出来て満足したので、後から熱湯好きの方が来ても良い様にホースの水を止め源泉溝に詰めていたタオルをはずし、再び熱くなるようにしてからここを後にしました。 |
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