湯西川温泉(公衆浴湯「薬師の湯」):栃木県 '04.5月〜'16.06月

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目立たない立地にある公衆浴場

天然岩をくりぬいた湯船

公衆浴場全景

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身も心もくつろげます

簡素だがいつも綺麗な脱衣場

川向うにある築300年の古民家群


湯西川温泉は鬼怒川・川治温泉からさらに山奥に分け入った所にある、平家の落人伝説が残る静かないで湯の里です。  その昔目立たないように暮らすため、「鯉のぼりを立てない」「鶏を飼わない」といった決め事があり、今なお風習として残っているようです。

私が初めて訪れた時は真夜中で、車道から路地を入った所にあるこの目立たない入り口の公衆浴場を探すのが大変でした。   危うく旅館の露天風呂に無断侵入してしまうところでした。

この公衆浴場(薬師の湯)は地元の方が管理されていて、いつ来ても掃除が行き届き、きれいな浴場です。   入り口の戸を開けると男女一緒の脱衣場が目に入ります。   浴場との間に目隠しはありますが、女性には少し厳しいかもしれませんね。   男性ばかりで混んでいる時はうちの妻もパスでした。

脱衣場から石段を数段降りた所が浴場で、岩盤を平らに削っただけといった洗い場と、同じく岩盤をくり貫いただけの湯船があります。   常に熱からず温からずの源泉が注がれ、長湯してものぼせません。

渓流にせり出したような造りのため、目を閉じるとまるで露天風呂に入っているようです。   窓から眺める景色は絶景で、協力金の200円では申し訳ないようです。   協力金は200円以上でした。(笑)

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