湯布院温泉(共同浴場 下ん湯):大分県) '13.09月
共同浴場 下ん湯 | 伝統的な茅葺屋根です | 二つの浴槽がある | ||
脱衣棚と内側の浴槽 | 半露天の浴槽 | 植え込みの向こうは散策路 |
由布市湯布院町川上1585 (9:00-23:00 200円) 大分県の観光名所、湯布院にある金鱗湖の湖岸にある共同浴場です。 古民家を思わせる茅葺屋根の湯小屋で、一見湖岸の茶屋のようでもあり、観光客もひっきりなしに訪れては湯小屋をバックにシャッターを押しています。 そのほとんどの方はここが浴場であることを知らないのではないでしょうか。 わたし達の入浴中にも数組の観光客(そのほとんどはアジア系外国人)が中を覗いては慌てて出て行かれました。(笑) 入り口にある箱に入浴料金を投入し、重い気の引き戸を開くと目隠しの衝立があり、その向こうには二つの湯船、湯船の両サイド右と左に簡素な脱衣棚があります。 湯船の向こう側には壁がなく、金鱗湖の湖岸が広がっているという実にオープンな共同浴場です。 わたし達が訪ねたときは他に入浴者もおらず、妻も入浴することができましたが、男性ばかりが入浴していたらたぶん入浴を断念したことでしょう。 二つある湯船の一方は露天風呂になっていて、目隠しでもある生垣の向こうは観光客の闊歩する遊歩道となっています。 こちらからは観光客の姿がチラチラ見えますが、あちらからは見えないようで誰もこちらを気にする様子はありませんが、妻は落ち着かないようでほとんど内側の湯船で入浴していました。 海外からの観光客も多い土地柄、日本文化の礎としていつまでもその姿を残していてもらいたい共同浴場でした。 |
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