横向温泉(中の湯旅館):福島県) '09.5月

開湯元祖 中の湯旅館 混浴内湯(源泉2種類) 仕切り壁の窓が開きます
女湯内湯(源泉1種類) 手造りの露天岩風呂 自然に囲まれ開放的

耶麻郡猪苗代町若宮中ノ湯甲2975  ☎0242-64-3341  icon088ie.gif  (8:00-18:00 300円)

二本松ICから土湯峠を越え快適に高原道路を山に向かって走って来ると横向温泉スキー場に出る。
スキー客用のリゾートホテルがやたら目立ち、中の湯旅館へと向かう小道の入り口に建つ看板をうっかり見落としたらこのまま通り過ぎてしまいそうだ。
実は私自身、「湯治場は山の中」との思い込みから、ここから山へと向かってしまい引き返した苦い経験があります。

中の湯旅館へと向かう小道の行き止まりに鄙び感漂う宿が建っています。
館内に入ると目の前に売店があり、湯治客用に日用品や調味料などがおかれ田舎の食料雑貨店のようです。
感じの良い従業員のお姉さんに案内され浴場へと向かいます。

途中にある広間には本箱にたくさんの本が置かれ、板の間に数枚の畳が敷かれています。
湯治客がここで寝転がって読書する様を想像して私も寝転がってみました。
そして目に入ったのは、物干しにぶら下がった洗濯物でした。
きっとここは湯治客のラウンジでると同時に湯治客の物干し場でもあるのでしょう。

脱衣所は男女別ですが女性が混浴側に出て来られるように扉が付いています。
浴場にも同様の扉があり、女湯から出て来られる造りです。
以前は仕切りのサッシ窓のようなものを乗り越えて女性は混浴側に出てきたらしいのですが、今はしっかりとした仕切り壁が出来、サッシ窓はあるものの乗り越える必要はなさそうです。

最近新しく造られた露天風呂は渓流側にあり、男女それぞれの内湯からドアを開けて出て行きます。
浴場側が高く、渓流側が低く岩が組まれ、景色を楽しむことが出来る開放的な造りでありながら、内湯からは見えないという計算された造りになってます。
鄙びた湯治宿に名物が一つ増えました。

ちなみに素泊まり3000円だそうです。
のんびりと時間の経つのも忘れて訪れたい温泉宿です。

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