河津町 ☎0558-32-0290(観光協会) (10:00-15:00 浴場は河津桜まつり期間中のみ無料)
早咲きの河津桜で有名な河津町の谷津温泉にある地元組合員専用の共同浴場。
屋上部分の展望台に「河津三郎の足湯」と名付けられた見晴らしの良い足湯があり、多くの観光客が散歩の途中足を止めて足湯を楽しんでいる。 こちらはいつも無料で開放されているらしい。
今回の目的は、河津桜まつりの期間中のみ一般にも開放されている、この足湯展望台の下にある「谷津第2共同浴場」での入浴です。
大体の場所はリサーチ済みだったので、どうせすぐに見つかるだろうと周辺を車で探索したのですが、それらしき道路を2往復しても発見できず、コンビニにて情報収集を試みましたが店員さんはコアな地元民でないため「知らない」との事。
辺りをうろうろ歩いていたら、割烹着姿のおばちゃん発見。 これはかなり有力な情報が得られそうと、早速聞いてみる。 すると、どうやらすぐそこなのだが車道沿いではないらしい。 伊豆急のガードをくぐり、川沿いの細い道を海に向かって歩いて行くとあるのだそうだ。 駐車スペースは無いので対岸の駐車場に駐車して橋を渡って歩いてこなければなりませんが、ありかさえ分かればちょっとしたお散歩気分です。
対岸の河津桜祭りの人出に比べると、嘘のようにほとんど歩く人も無い川沿いの道を海に向かって歩いて行くと、「谷津第2共同浴場」が見えてきた。 なるほど、車道からは大きな倉庫のような建物の影にすっぽり入ってしまい見えないわけだ。
1階に共同浴場、2階展望台に足湯と伊豆の踊り子の描かれた源泉タンク、対岸から見たらかなり目立つ建物である。
祭り会場から離れているためか、浴場はもちろん、足湯の方にも先客はいない。 みんな知らないのかな~。
妻が足湯に入っている間に私はもちろん共同浴場で入浴を楽しむ。 適温の湯船にドッと浸かれば明り取りの小さな窓から日が差し込み、共同浴場らしさが味わえ、思わず「あ~~」と唸ってしまう。
この時期限定で組合員の皆さまが、自分たちの入浴時間を割いてまで一般観光客に提供してくださっている温泉です。
注意書きを守り、マナーを守ってありがたく頂きましょう。
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