日光市中宮祠2482 рO288−51−0001 (11:30〜14:00 1000円)
中善寺金谷ホテルは日本を代表する高級リゾートホテルとして昭和15年から営業しているそうです。 ところが、歴史を感じるというにはあまりにもモダンな建物です。 それもそのはず、平成に入ってから現在のログハウス風の建物に改装されたそうです。 中禅寺湖畔の林と一体化した建物はまさしく森の家といったたたずまいです。
早速離れの浴場に向うと、入り口にはプッシュ式の鍵が着いていて、先ほど教えてもらった日替わりのパスワードを押すと鍵が開く仕組みです。 「これではパスワードをばらしてしまえば無断入浴も出来なくは無いな。」と私がつぶやくと、「そんなセコイ事考えるような人はここには来ないでしょ。」だって。 ログハウス風の浴場は、ガラスを多用した見晴らしのいい内風呂とから開放的な露天風呂に出られるようになっています。 湯元温泉から引湯している源泉は苦味のあるタマゴ臭の硫黄泉で白濁し、湯の花が舞って透明度はほとんどゼロのため、足元に気をつけないとズッコケてしまいそうです。
白濁した温泉にドップリ浸かって林ごしに中禅寺湖を眺めていると「もう今日はここに泊まっていきたい」と言う気持ちになってしまいます。
それと設備もさることながら従業員の接客はさすがって感じでした。 実は日光にある同系列の金谷ホテルに間違えて入浴時間ギリギリに飛び込み、こちらには1時間以上も遅れて到着したのですが、ホテル間で連絡を取り合ってくれて嫌な顔一つされることなく入浴を果たす事が出来たのです。
いつの日か泊まってみたいホテルになりました。 |