栃尾温泉(民宿 みなみ荘):岐阜県) '12.04月
民宿 みなみ荘 | 露天風呂の湯小屋 | 男女別の脱衣所 | ||
目の前に畑や集落が広がる | 焼岳を眺めながらの入浴 | フルムーン(古い?)みたい |
高山市奥飛騨温泉郷田頃家286 ☎0578-89-2984 (11:00-16:00 500円) 栃尾温泉街から「道の駅奥飛騨温泉郷上宝」方面に向かい、「道の駅」を通り過ぎた先の集落右手にこの民宿はあります。 民宿だから当たり前ですが、看板が無ければ全く分かりません。 国道に車を停め、畑で農作業しているおばちゃんに尋ねると、みなみ荘の女将さんでした。(笑) 小高くなった丘に一般民家に交じって民宿みなみ荘の母屋があり、そこの玄関で受け付けをします。 露天風呂は母屋と反対側の小道を挟んだ畑の上にあります。 一見農家の納屋のようですが、近づいてみると、男女別の脱衣所もありなかなかしっかりした建物です。 湯船に出て、あまりの開放ぶりに妻はびっくりしてしゃがみこんじゃいました。 小高い丘の先端にある立地なので、畑の向こうまで遮るものが無く、その向こうに今走って来た道路が続いていました。 こちらからだと、「国道から丸見え?」なんて思っちゃいますが、帰りに検証してみたら、あまりにも風景に溶け込んでしまって、どこに露天風呂があるのかすら分からない状態でした。 周囲を岩で囲った露天風呂には新穂高温泉から引かれているという熱い源泉が掛け流されていて、そのままでは熱くて入浴どころか足も付けていられないそうです。 常に水を注入し、温度調節をしているとのこと。 帰りがけに私が「水は停めてきたから」と女将さんに言ったら、慌てて出しに行ってたっけ。 ジャンジャン水を投入し、適温になった湯船に浸かって眺める景色は最高で、遠くに焼岳近くは駐在所(笑)、奥飛騨の田園風景の中、小鳥のさえずりを聞きながら、まったりと入浴を楽しむ事ができました。 女将さんによると、立ち寄り入浴の場合、先に入っている人がいたら先客の意向を伺ってから後から来た客に入ってもらうようにしているような事を言っていました。 つまり、先客がOKだったら後客も入る事が出来、NGだったら先客が出るまで待ってもらう、との事。 混浴とはいっても、事実上貸切入浴に近いのかもしれません。 先客がOKを出し、先客か後客のどちらかに異性がいれば、はじめて混浴って事になるんだな~。(笑) |
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