白布温泉(西屋旅館):山形県 '06.7月

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茅葺屋根の母屋

廊下を温泉が流れている

数百年の歴史ある浴場


米沢市大字関1527 рO238−55−2480 icon088ie.gif (12:00-15:30 500円)

白布温泉は西吾妻山麓の標高840mに位置する開湯700余年の歴史ある山のいで湯です。   かつては西屋・中屋・東屋と三軒の茅葺き屋根の旅館が建ち並ぶ事で有名でしたが、2000年に起きた火災のため東屋と中屋が焼失し、現在は築200年の西屋旅館だけが昔ながらの姿を残しています。

外観のみならず、館内も歴史を感じさせる重厚な造りの古民家ですが、おしゃれな内装でとてもきれいに磨き上げられ近代的な和風ホテルと見まごうばかりです。

浴場へと向かう途中に通る浴場脇の廊下にはスノコが敷かれ、その下をあふれ出した温泉がジャバジャバ流れ出しています。   建物は手を加えられているが、石造りの湯船は数百年そのままと言う事で、温泉成分で真っ黒になっています。   名物の滝湯(打たせ湯)から温泉がそのまま湯船へと流れ込み、さらにオーバーフローした湯が浴場脇の廊下を越えて流れ出しています。   それにしてもなんという湯量でしょう。まるで川のようです。   滝湯の隣には小さな石造りの湯溜めがありますが、これは入浴用の物ではなく、上がり湯用の物では無いかと思われます。

3本の滝湯からはかなりの量の源泉が流れ落ちていて、まるで本物の滝のような轟音が浴室内に轟いています。   それをBGMに湯船に浸っていると、自分だけの世界に浸ることが出来、瞑想などするにはいいかもしれません。   ただし、湯温は結構熱いですが、、、。   

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