那須郡塩原町湯本塩原153 рO28732−3221 (10:00-17:00 500円)
塩原温泉郷最古の温泉と言われ、自炊もある昔ながらの湯宿で、身も心も癒されそうです。 かつては温泉成分が胃腸薬として販売されていたというだけあって健康に良さそうな気がします。
湯治場といった雰囲気ので、鄙びた風情を漂わせた浴場はもうそれだけで充分価値があるような気がします。 2種類の源泉があり、数十分ごとに噴出する間欠泉の「弘法の湯」は混浴と女風呂に導かれ、「ラムネの湯」とも呼ばれ、胃腸病や神経痛、火傷や切り傷にも効くと言われているている「梶原の湯」は混浴だけに導かれている。
女湯から混浴へは仕切りのドアを開けて出て来られる造りになっていて気楽に混浴する事が出来る。 温く長湯のできる「梶原の湯」は混浴の方にしかないので、夫婦連れやカップルが多い時など、ほとんどのご婦人が混浴に入浴されていた事もあります。 女湯は大変狭く、湯船に2人も入ったら一杯になってしまうらしい。(その後、女湯は改修され、現在は以前よりだいぶ広くなった。'05.2月)
宿の名物は梶原の湯を使った「温泉がゆ」で、常連客の中には温泉を持ち帰り、お粥を炊いたり飲用にする人もいるということです。 '05年2月に訪れた時には女湯を出たところに飲湯コーナーが新設されていました。
薬とまで言われた源泉を飲んでみたら酸っぱく変な味がして、決して旨いとはいえないが、とても体に良さそうな気がした。 炭酸泉という事でその後出たゲップは炭酸飲料を飲んだ時のそれと同じ味がしました。
何度でも訪ねてみたい温泉の一つです。 |