米沢市大字関湯の入沢3934 рO238−55−2031 (12:00-16:00 500円)
山形県と福島県の県境にある西吾妻山の中腹、天元台スキー場近くの標高1120mに位置する山の中の一軒宿です。 敷地内に点在する浴場や宿の建物は急斜面にへばり付く様に建てられていてとても見晴らしが良く、いずれの場所からも絶景が望めます。
かつて天元台スキー場を訪れた事がありましたが、すぐ近くにこんな素晴らしい温泉があったとは全く知りませんでした。 天元台ロープウェイ乗り場まではまだ普通の山道ですが、ここから先の道のりは半端なものではありません。 特に宿の手前数百メートルはかなりの急勾配でまるで滑り台を逆走している様でした。
入浴の受付時に、当HP「湯めぐり手形」コーナーでも紹介している「白布湯めぐり街めぐり」を1000円で購入しました。 これを使うと2軒分の料金で3軒はしごが出来ますからね。
内湯は日帰りでは入浴出来ないので見学だけさせてもらいました。 総ヒバ造りの浴槽は鄙び感あふれるもので、熱い源泉がとうとうと注がれている浴槽からは淡白濁した湯があふれ出していました。
宿の玄関前の石段を数段降りると右手に混浴「根っこ風呂」の湯小屋があります。 これは樹齢500年の大木をくり抜いて作られたものです。 見晴台のような立地のため、入浴しながらの眺望が楽しめます。 一人用の浴槽が二つしかないので込んでいる時は順番待ちになるかもしれません。
さらに数段石段を下ると左手に混浴「眺望露天風呂」の湯屋があります。 湯の花が舞い、広々とした浴槽の中心には大岩が配され、女性への配慮が伺えます。 ここからも立ち上がると眼下に広がる眺望を楽しむ事が出来、屋根付きのため天候に左右されずに入浴が楽しめます。
「根っこ風呂」と「眺望露天風呂」は隣同士に有るので、どちらか空いている方の脱衣所を使い移動することが出来ます。
女性専用の「大岩たぬき岩風呂」は一旦宿の前まで戻り車道を20m程下ったところに有り、裸のままでは移動できません。 狸の穴風呂とよばれる大岩が屋根のように張り出した浴槽と大木をくり抜いた浴槽がありますが、周囲を高い塀で囲まれていて、ここからの眺望は望めません。
混浴には女性専用時間、女性専用の「大岩たぬき岩風呂」には男性専用時間が設けて有りましたが、日帰り入浴時間から外れていました。
秘湯の名に恥じない山のいで湯でした。 |