高山市奥飛騨温泉郷一重ヶ根208-48 ☎0678-89-2026 (10:00-16:00 500円)
神社仏閣のような玄関を抜け館内に入ると趣のある古民家的雰囲気のフロントがあります。 フロントのすぐ目の前には国の重要無形文化財指定の「越し太鼓」が据え置かれ、宿の重厚感を一層引き立てています。
ぱっと見の外観はこんな感じですが、実はこのお宿、継ぎ足し継ぎ足しで建て増ししたようで、この純和風の本館の先には洋館テイスト溢れる西館があり、さらにその先には鉄筋コンクリート高層階の新館があります。
「日光の湯」は蔵をイメージした男女入れ替え制の浴場です。 北アルプス温泉の湯が注ぐ檜風呂の内湯と薬師温泉の湯が注ぐ露天風呂を備え、ふたつの湯を同時に楽しむことができます。 湯上り後には隣接した茅葺合掌造りの湯上り処で昔懐かしい囲炉裏を囲んでのんびりと休憩するのもいいでしょう。
この浴場の入り口には入り口が2か所あり、それぞれ紺色とエンジ色した暖簾が掛けられています。 また、脱衣所と洗い場もそれぞれにあり、どうやら昔は混浴や貸切の浴場だったのではないかと思います。
大浴場は裏山に面した所にあり、北アルプス温泉が注ぐ内湯とその先に薬師温泉が注ぐ露天風呂「医王の湯」があります。
薬師温泉は天然クロレラ成分を含有し、医王の湯に鎮座した布袋様から溢れ出す温泉水は飲用に用いられています。 引専用の紙コップが設置されていたので、入浴の度に口にいたしましたが、いかにも健康に良さそうな不味さでありました。 でも癖になっちゃうんだな~。(笑)
奥飛騨に来たって感じのする和風テイスト溢れる外観の宿、良いんじゃないかな~。 |