下部温泉(本湯旅館 おおしま荘):山梨県) '10.7月

下部温泉街のさらに先にあります 脱衣所入り口 混浴ですがこんな札もあります
男女共用の脱衣所 美しいタイル張りの浴槽 窓を開けると開放的に

南巨摩郡身延町下部533 ☎0556ー36-0157 icon088ie.gif  (10:00-17:00 500円)

旅館の立ち並ぶ下部温泉街を通り過ぎ、下部川沿いに少しさかのぼったところにある自然に囲まれた閑静な一軒宿です。

道路に面した駐車場に車を停め、道を挟んだ坂を少し下ったところに母屋が建ってます。
民家風の造りで、なんだか田舎の親せき宅を訪ねた時のようなホッとした気分になれます。

浴場は1か所で脱衣所も男女共用、基本的には混浴となっています。
が、しかし、「女性入浴中」の手書きの札が用意されていて、「女の人が入ってますよ~」と脱衣所の扉にぶら下げ告知する事が出来ます。
ま、普通この札がかかっていたら、いくら混浴とはいえ男性は突入できないと思いますので、女性だけでも安心して入浴できると思います。

源泉は下部温泉共同源泉で、ぬるめのアルカリ性単純泉、癖のない温泉です。
レトロなタイル張りの浴槽は大小2つに区切ってあり、小さいほうが加熱循環浴槽で大きなほうが源泉浴槽です。

私たちは初夏の暑いくらいの日に訪れたので、源泉槽でたっぷり長湯出来ましたが、寒い季節には加熱槽でたっぷり温もって出ないと厳しいかもしれません。

でも、温い湯に長く浸かる湯治法が昔からの下部温泉の流儀だから、全て加熱してしまっては、そんな伝統湯治も出来なくなってしまいますね。

内風呂ですが、渓流側の窓を開け放つと開放的な気分に浸れます。
周囲に建物は無く、自然に囲まれた一軒宿ならではのお楽しみと言えるものでありましょう。

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