下部温泉郷 湯澤温泉(不二ホテル):山梨県) '10.7月
落ち着いた雰囲気の宿です | 脱衣所入り口 | 男内湯 | ||
衝立のある露天風呂 | 女湯側は目隠しされています | 暑い日には最高です |
南巨摩郡身延町上之平1525 ☎0556-36-0219 (9:00-20:00の内1時間 500円) 国道300号線から電信柱の案内看板に従い脇道へと入ったまでは良かったがそこで道に迷い、道路で休んでいたおばあちゃんに尋ねると、「ここから線路をくぐってさらにその先の細道を行くとあるよ」と、教えてくれた。 自分もお気に入りでたまに行くのだという。 教えられた細道を進むと庭園付き豪邸のような大きな平屋建ての建物が目に入る。 これが今回目的の「不二ホテル」です。 下部温泉郷と言っても、下部温泉街から少し離れた所に位置し、泉質も下部温泉のそれとは違います。 帳場で入浴の受け付けをしようと思ったら、日帰り入浴には1時間500円・半日1000円・1日1700円の3パターンがあるそうです。 私たちは1時間コースにしましたが、広々とした休憩所もあり、のんびり湯治気分を味わいたい方はゆっくりするのもいいかもしれませんね。 実際そのような方々を数組お見かけいたしました。 内湯は男湯女湯それぞれあり、加温されています。 湯船には冷たい源泉がかけ流されていて、飲泉出来るようになっています。 口に含んでみると、ゆで卵のような香りがほんのりして、下部温泉街の泉質とは明らかに違うことがよくわかります。 これだけでうれしくなっちゃうんだよね。 内湯と言っても、2面がガラスになっていて、隣接する露天風呂と庭園がよく見え開放感があります。 実はこの男湯と女湯の間にある露天風呂は混浴になっていまして、男女それぞれの内湯から出てこられるようになっています。 露天風呂は男湯からも丸見えなので、ちょっと女性には厳しいかもしれませんが、竹で編んだような衝立が女湯側にあるので、その陰から様子をうかがって入浴するのもいいでしょう。 ただ、この露天風呂は約28度の温い源泉かけ流しなので、温かい季節でないと厳しいかもしれません。 私たちは暑いくらいの日だったので気持ちよく入浴できましたが、寒い季節は我慢比べになっちゃうでしょうね。 私がいつまでも露天でのんびりしていたら、先に内湯に戻った妻が「早く男湯に引っ込みなさい」と言いに来ました。 女風呂に、露天に入りたがっている女性がいるそうなので、早々に内湯に引っ込みました。 女風呂の目隠しの隙間から何度も露天風呂を伺っている様子だったので、聞いてみたそうです。 もうちょっと衝立の長さが長いと女性も入りやすいんだろうな~。 |
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