然別峡 野湯群(夫婦の湯):北海道) '08.5月

夫婦の湯A 手前が鹿の湯の湯船(A) 岩盤を手掘りしたような感じ(A)
夫婦の湯B 奥に見えるのが鹿の湯(B) 岩盤湧出コンクリ固め(B)

大雪山系の南麓に位置する然別峡ユウヤンベツ川に湧く野湯。   キャンプ場の奥にあり、野湯といっても管理が行き届いている。   菅野温泉にも近く、観光シーズン中は野湯マニアならずともキャンプ客や温泉客で賑わうらしい。
私達が訪ねた時、然別峡野営場はまだ閉鎖中で、場内では野生鹿の群れが団体でくつろいでいました。
そんなシカさんたちを横目に野営場を奥に進むと、「露天風呂」の案内板があります。   渓流沿いの小道を100mほど行くと渓流にせりだした石&コンクリート製の大きな丸い湯船があります。   これが鹿の湯です。

鹿の湯の崖側を少し登った所に岩盤をくりぬいたような小さな湯船があります。   これが夫婦の湯Aです。
この湯船は熱い源泉が湧き出していて、そのあふれ出した湯は下にある鹿の湯に流れ込む仕組みになっています。   鹿の湯と比べるとかなり熱く感じられ、寒い時期の上がり湯に最適ではないかと思われます。

鹿の湯の湯船から数m上流側にさかのぼった崖際に、岩盤を半分だけコンクリートで固めた小さな湯船があります。   これが夫婦の湯Bです。
湯温は適温で鹿の湯同様渓流と同じ目線で入浴する事が出来ます。

「夫婦の湯」の名前の由来は湯船が小ぶりで二人で丁度良い大きさだった事からではないかと思われます。

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