仙台市青葉区作並元木16 ☎0122-395-2211 (11:00-14:00/日曜祝日は13:00まで 1500円)
広瀬川源流にある作並温泉は古くから仙台の奥座敷と呼ばれ、美人づくりの湯としても有名です。 その中でも鷹泉閣岩松旅館は作並温泉発見の伝説を秘めた天然岩風呂を有する元湯として知られている。
元湯という肩書から勝手に鄙びた和風旅館を想像していたのだが、着いてビックリ、そこは近代的な巨大観光ホテルだったのだ。 チェックイン後のウェルカムドリンクから始まる接客もなかなかのもの。
鷹泉閣岩松旅館には作並温泉発祥の湯とも言われている混浴の「天然岩風呂」と男女別の内湯「不二の湯」・女性専用清流風呂「香華の湯」と3か所の浴場があります。
当然人気は広瀬川のダイナミックな渓流の流れに沿うようにある4つの岩風呂「天然岩風呂」です。
台風や長雨などによる増水時はこの「天然岩風呂」の一部または全部が利用出来なくなる事もあるくらい、渓流と一体化した実に開放的な露天風呂です。
渓流に沿って、男女別の脱衣所や4つの岩風呂「新湯」「河原の湯」「瀧の湯」「鷹の湯」が点在し、それらを覆うように大きな屋根が掛けられています。 私が訪ねた時は、混浴時間帯にも数組のカップルが入浴されていて、妻もそれほど抵抗なく入浴出来たみたいです。 また、女性専用入浴時間も19:30~21:00、翌朝5:30~7:00に設定されているので、この旅館に宿泊されたのなら、是非とも女性も入浴された方がいいんじゃないかと思います。
日中と夜、それぞれ違った顔を持つ素晴らしい露天風呂です。
女性専用の清流風呂「香華の湯」も広瀬川源流の渓谷を望む立地にある、限りなく露天風呂に近い内湯です。 「天然岩風呂」ほどではありませんが、開放的なその造りは、時間帯でもいいので男性にも開放していただきたいものです。
広々とした男女別の内湯大浴場「不二の湯」は設備の整った近代的な浴場でありますが、立派なホテルならどこでもありそうなもので私的には特に興味はそそられませんでした。 |