糸魚川市横町5-5-14 ☎090-2524-7237 (10:00-16:00 500円 6月下旬~10月下旬営業)
国道148号から分岐し、蓮華温泉へと続く山道をどんどん高度を上げながら車を走らせると、1000mを超えたあたりから高山特有の風景が広がり、北アルプスが眺望できるようになる。 20km程走ると、北アルプスの登山基地でもある蓮華ロッジの駐車場に到着する。 標高1500mだけあって、車を降りたとたん初秋とは思えない寒さを覚え、上着を着込んでの出発です。
駐車場から100mほど歩いて行くと、まさに山小屋、頑丈そうな造りの白馬岳蓮華温泉ロッジのたどり着き、ここで入浴の受付をします。 内風呂または露天風呂だけだと500円、両方入るのなら800円です。
到着時にはガスっていた天候が回復し日が出てきたので、この時を逃すまいと、さっそく露天風呂へと向かいました。
山小屋の宿泊棟の裏手に露天風呂の点在する山へと向かう登山口があります。
時計回りに行くと、10分ほどで最初に出会う湯船が「三国一の湯」です。
遊歩道脇に小振りなポツンとあり、大人だと一人でいっぱいかな?
やや温めの肌にやさしい単純酸性泉です。
さらに登って行くと、山肌から立ち上る噴気が見えて急に視界が広がります。
そこには白濁した10人くらいでも入れそうな大きな湯船があり、眺望を楽しみながら入浴する事が出来ます。
ここが、単純酸性泉の「仙気の湯」です。
ここから噴気帯を目指しさらに登って行った所にある石造りの露天風呂が最高所にある「薬師湯」で、泉質は酸性石膏泉です。
透き通ったグリーンを呈する湯船は見た目にも美しく、高いところゆえ眺望も最高です。
下から人が登ってくるとすぐ分かるので、女性でも一番入り易い湯船だと思います。
いったん「仙気の湯」まで戻り、今度は時計回りに下山します。
しばらく行くと、遊歩道脇に3~4人なら入れそうな湯船があります。
ここが「黄金湯」という露天風呂で、泉質は癖のない重炭酸土壌泉です。
周囲を白樺などの自然林に囲まれ、天然ジャングル風呂のようで開放的です。
いずれも一本の遊歩道で繋がれているので、シーズン中は込み合うかもしれないし、なかなか独占は出来ないかもしれません。 実際私達が訪ねた時も、1組のご夫婦と中年女性グループがいらっしゃいましたが、お互いかち合わないようタイミングを計って入浴していました。 |