蓮台寺温泉(旅館 弥五平)静岡県 '06.12月'09.03月

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歴史ある 旅館 弥五平 300年の歴史ある石風呂 薬師の湯 妙に落ち着ける半地下式の湯船
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升席のようになっている

西洋風の女風呂

巨大ゴムの木が茂る 温泉プール

下田市蓮台寺337−1   рO558−22−2202  icon088ie.gif  (10:00-20:00 500円)

蓮台寺温泉郷のメインストリートから曲がりくねった細道を入った所にある和風旅館。
奥まった所にあるせいか、かつて文人も逗留して執筆していたというほど静かで落ち着ける雰囲気です。

ユニークな温泉プール風呂や300年前からあったといわれている石造りの「薬師の湯」など、温泉好きの間では良く話題に上るので、以前から訪れてみたい温泉の一つでした。

気さくな女将さんに、「まずは浴場を見せて頂きたい」とお願いすると、タイル張りのミニローマ風女風呂と古式ゆかしい名物の石風呂「薬師の湯」を案内してくれました。
「温泉プールもあるのでは」と私が尋ねると、メンテナンスが行き届かず、今はお湯を抜いてしまっているとの事でした。   いずれ復活するつもりなのだそうですが、今のところめどはたっていないとの事でした。('06年12月)      
*その後、温泉プールは改装して復活しました。*


後日訪問した際、復活したプールに入ろうとしたら、女将さんに「風邪ひいたら行けないから冬場の入浴は控えて下さい」と優しくたしなめられ、なんだか母にでも言われたような気がして素直に言う事を聞いちゃいました。(笑)   冬場は湯温を低くしてあるそうです。   今度は夏場に来ようっと!

薬師の湯は見た目的にも温泉好きの興味をそそります。   
浴場の戸を開けると目の前にいきなり脱衣棚、階段を数段下りたところが半地下式の薄暗い浴場で、湯気がモウモウと立ち上がっています。   「田」の字型した石造りの浴槽の底からは源泉が勢い良く湧き出してい、、、るのかと思ったら、自噴ではなく、自家源泉から配管しているそうです。

薬師の湯は通常男湯として利用されていますが、基本的には混浴だそうです。
脱衣所は一ヵ所しかありませんが、浴槽からは全く見えない造りになっています。   石造りの4つに仕切られた湯船には熱い源泉が掛け流されていて、とても入浴できる温度ではなかったので、4つのうち2ヶ所だけ加水して入浴しました。
これが弥五平流だそうです。

「値ごろな宿泊設定や素泊まりもあるからまたいらっしゃい」と明るく感じのいい女将さんが送り出してくれました。

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