賀茂郡河津町梨本369 рO558−35−7711 (9:00-17:00 1000円)
天城荘のある大滝温泉は、河津方面から行くと、何回転もする事で有名なループ橋の手前を右に入ったところにあります。 他にいくつものホテルがありますが、大滝を目の前に露天風呂に入ることが出来るのはここの露天風呂だけです。
以前電話で確認した時には「水着でも入浴出来ます」と言った感じでしたが、今回いざ伺って見ると「入浴は水着で」と言った感じの説明で盛んにレンタル水着を薦められました。 訳を伺うと、たまに変った趣味の方がいらして困っているとの事でした。 「見る方」か「見せる方」かちょっと気になりましたが、バスタオル巻きもOKと伺っていたので我々はそのまま露天風呂へと向ったのでした。
大滝見物の一般観光客用の遊歩道と露天風呂へ続くルートが一部共有なので、さすがに私でも全て裸で周るわけには行かず、脱いだり着たりが忙しい入浴となりました。
まずは最深部にあるトンネルのような穴風呂に入浴しました。 これは入り口は男女別ですが、洞窟の奥で繋がっている造りです。 それほど熱い湯ではありませんが、まるでサウナ状態です。
次に大滝を見ながら入浴できる河原の湯に入浴しました。 大滝をのぞむ渓流沿いに、池のような露天風呂がいくつかと、鍵が掛かる貸切風呂(脇を歩く入浴客からは中が丸見え)があります。 露天風呂でくつろいでいると、高台にある滝の見晴台からビデオやカメラを持った観光客がこちらを見ているので落ち着けず、一般観光客の入って来れない温泉へと向いました。
山の斜面沿いに造られた「五右衛門風呂の湯」は名のごとく、いくつもの五右衛門風呂に温泉が注ぎ込まれ、入浴しながら渓谷等の風景を眺める事ができます。
さらにこの上には「道祖神の湯」「霊泉蛇の湯」というループ橋を見渡せる露天風呂があり、観光客の目を気にする事も無く入浴できます。
ここから再び滝見見物の観光客の遊歩道に出ると「子宝の湯」という洞窟風呂があります。 入口には自然石の、そして洞窟の奥には石造りの「男性自身」が鎮座しています。 観光客が見物に来るので、妻は入浴をパス。
再び遊歩道からはずれ、「見晴らしの湯」という全然見晴らしの良くない唯一内側から鍵のかかる露天風呂に入りました。 「他は水着で」という方でもここだけは安心して裸で入浴出来ますよ。 妻もここだけは人目を気にする事無くつろいで入浴していました。
その後、館内にある男女別の内湯に入浴しました。 ここはもちろん水着不可です。 やはり露天風呂に比べると閉鎖的です。 その隣には小さめですが、空いていれば立ち寄り客でも貸切入浴の出来る、檜の香りが漂う家族風呂がありました。
個人的には水着を着ての温泉入浴は好みではありませんが、ここの温泉に関しては一応水着を持って行き、その時のシチュエーションに合わせて着たり脱いだりすればいいのではないでしょうか。
|