花巻市湯口字大沢181 ☎0198-25-2021 (7:00-20:00 500円)
大沢温泉の敷地内には大きく分けて、自炊棟・山水閣・菊水館3つの建屋があります。
浴場は、自炊部に「大沢の湯」「薬師の湯」「かわべの湯」、山水閣に「豊沢の湯」「山水の湯」「貸切家族風呂」、川を挟んだ菊水館に「南部の湯」がそれぞれ有ります。
宿泊の場合はすべての浴場を利用できますが、日帰り入浴の場合、「山水の湯」「貸切家族風呂」「南部の湯」には入浴できません。
従業員の方にお断りをして日帰りでは入浴できない浴場も見学させていただきましたが、温泉を楽しむために来たのであれば、日帰り入浴で入る事の出来る浴場だけでも十分すぎるのではないかと思えます。
日帰り入浴の受け付けは自炊棟で行います。 帳場の隣は昔ながらのお休み処、反対側はお土産と自炊客用の売店があり、昔ながらの温泉旅館の風情を残したその雰囲気はまるで懐かしい時代にタイムスリップでもしてしまったようです。
豊沢川を見渡す「大沢の湯」(混浴)は広々としていて、熱めと温め部分があり、好みに応じて移動して入浴が楽しめます。 とても開放的で、大沢温泉の中で最高の浴場ではないかと私は思いますが、混浴の苦手な女性には厳しそうです。 女性専用の脱衣所はありますが、澄んだ湯のうえ、目の前を渡る橋や対岸の遊歩道からは手に取るように見えてしまいます。 夜間なら昼間ほど気にならないでしょうがね。
そんな女性のために造られたのが女性専用の露天風呂「かわべの湯」です。 橋や遊歩道側に目隠しがありますが、景色も良く、安心して入浴できるそうです。(妻談)
「豊沢の湯」は近代的な大浴場で、寒い時期以外ガラス戸が開け放たれ、まるで露天ぶろにでも入浴している感覚になります。
「薬師の湯」はレトロ感漂う浴場で、二つある湯船の一つは、不自然に女湯との仕切りで分割されています。 このような造りは以前混浴だった所が多いですね。
敷地内には水車や社などもあり、のんびりと遊歩道を散歩するのもいいかもしれません。
今度は余裕を持ってのんびりと泊ってみたいものです。 |