茅野市北山5513 рO266−67−2080 (12:00-21:00 500円)
標高の高い奥蓼科温泉郷の自然に抱かれたリゾートホテル。
ロビーで入浴の受け付けを済ませた後に宿の一番端にある浴場へと向かう。
内湯は広々としていて、大きなガラス窓の向こうは自然の山が広がりその手前には渓流が流れている。
鉄系苦甘酸っぱい系の淡く濁った源泉が掛け流され、湯船は温泉成分で赤茶色に染まっている。
加熱されているらしいが、浴感は十分である。
「自然との共生」を宿のコンセプトにしているというだけあって、露天風呂はまるで野湯ではないかと思えるような自然に溶け込んだつくりになっている。
どっぷりと内風呂に浸かり冷え切った体を温めてから、ドアを開けて露天風呂に出てみた。 寒い、痛っ!足元のゴムのマットは凍り付いて針山のようである。 でもこれが無いと、日中でもマイナスの世界では通路が氷に覆われてしまうのであろう。
内風呂を出ると立派な石灯籠や巨石を配した日本庭園風の湯船がある。 目の前に出来た大きなつららを眺めながらまずはここの湯船ににどっぷり浸かる。
そののちに勢いを付けてその先にある大きな湯船を目指す。
この湯船はすぐ脇を流れる渓流と一体化していて、渓流風呂にでも使っているような気分になる事が出来る。 渓流の岩が湯船の岩と一体になっていて、まるで野湯に入っている様だ。 |