糠平温泉(元祖 湯元館):北海道) '08.5月

歴史ある 元祖 湯元館 小ぶりな女湯(許可済み) 露天風呂にへの通路でもある男湯
露天風呂専用の脱衣所 渓流に面した露天風呂 1段下がった打たせ湯

河東郡上士幌町字糠平本通4-39 ☎01564-4-2121 icon088ie.gif (9:00-20:00 500円)

糠平温泉郷の端っこ、糠平スキー場近くにあるロッジ風の宿。   外見からは全くわかりませんが、湯元館は歴史ある宿で、その屋号の示すとおり、この宿の初代館主が大正8年に糠平温泉の源泉を発見したそうです。   入り口には「大正14年開業」との看板があり、玄関にも昔の様子を伝える白黒写真が展示してありました。
こちらはご主人自ら打つ手打ちそばも名物のようで、お昼時はそば目的のお客さんで賑わっていました。

内湯は男女別にあり、小ぶりな女湯の外にはやはり小ぶりな露天風呂があります。
男風呂は広く噴水のように真ん中から温泉が湧き出している大きな湯船と、ややぬるめの小ぶりで小さな湯船があります。
女湯からはドアを開けて男湯に出てくることも出来ますが、一応混浴ではないとの事でした。
では、「何でこの扉があるのか?」と女将に尋ねたところ、「男湯から混浴の露天風呂に出る事が出来るので、女性も男湯を通って女湯から直接露天風呂に出るため」との事でした。
混浴の露天風呂には専用の脱衣所もありますが、内湯から廊下を通って行くので、再び着衣する必要があります。   そこで、このような造りになっているのでしょう。
でも、男湯が込み合っていたら女性は躊躇しちゃうかな?

混浴の露天風呂は烏帽子のような形をした岩を真中にしつらえた大きな浴槽と、目の前に渓流を望む打たせ湯の浅い浴槽があります。
温泉街の端っこという事もあり、渓流の向こうには原生林が広がり、とても開放的な気分に浸る事が出来ます。
打たせ湯にあたりながら、玄関に展示してあった昔の写真を思い出し、時の流れに思いをはせながらの入浴でした。

また、湯元館はライダーハウスも併設していて、格安で宿泊する事も出来ます。

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