日光市湯元 пF0288-55-0013 (9:00-16:00 500円/11月中旬〜4月中旬は休業)
ここ「日光山 湯元・温泉寺」は、世界遺産「日光山 輪王寺」の別院で、日光開山「勝道上人」が、延暦7年(西暦788年)に、この温泉を発見し、病苦を救う「薬師如来」様をお祀りしたのがはじまりといわれている。
旅館のような案内看板があるわけでもなく、温泉があるお寺である事など何も知らずに境内を散策している観光客も多い。 観光客はたいてい近くの観光駐車場に車を停めてくるのだが、初めから入浴目的の客は寺の奥にある駐車場まで車を乗り入れるのでそれと分かる。
薬師湯と呼ばれる温泉は、本堂脇の湯屋のこれまた時代劇にでも出てきそうな鄙びた浴槽に熱い源泉が掛け流されています。 境内も充分に温泉の香りが漂っていますが、湯屋に近づくとかなり強烈な硫化水素臭が鼻腔をくすぐります。 湯船は2〜3人も入れば一杯なので、観光シーズンの休日などはのんびり入浴できないかもしれません。
入浴後は地元銘菓とお茶が広間で振舞われます。 「健康増進・延命長寿」など薬師如来様のお陰がいただけるありがたい温泉でした。 |