高山市奥飛騨温泉郷中尾351 рO578−9−2504 (11:00-15:00 600円)
中尾高原の坂道を登っていくと温泉街のはずれ、白樺林の中にロッジのような急傾斜の屋根を持つ建物が見えてくる。
近づいてみると、このロッジ風の屋根はエントランス部分だけのものである事がわかります。 ここが山本館です。
玄関ホールには熊の剥製や民芸品が飾られていてかつてのこのあたりの生活ぶりがうかがえます。
また、実に家庭的で気さくな雰囲気で、私達もついつい長話をしてしまいました。
館内の廊下を突き抜けた一番奥に男女別の内湯があり、湯気もうもうの湯船には熱い源泉が惜しげなく掛け流されています。 男女それぞれの浴場のサッシ戸を開けると、混浴の露天風呂へと続く石段があり、男女別?の露天風呂用脱衣所と大岩を配した広い湯船が見えます。
以前訪ねた時には湯船にほとんど温泉が溜まっておらず、湯船へと注がれている源泉を浴びたのだが、半端じゃない熱さで並行してしまったことを思い出した。
今回は充分に湯がたまっていて、ホッとした。
3月下旬の北アルプスはまだ雪に覆われ、以前夏場に訪れた時とはまた違った様相を呈していました。 青空や山肌とのコントラストがとても美しく、しばらくの間おもわず見とれてしまったほどです。
周囲に人家もなく、景色も良い、大自然の中で湯浴みしている気分が実感できる素晴らしい露天風呂です。 |