中の湯源泉?温泉(源泉垂れ流し):長野県) '12.04月
道路脇にある源泉小屋 | 余り湯がドバドバ溢れ出している | 湯の華で真っ白 | ||
別源泉 その1 | 別源泉 その2 | 適温のブレンド源泉 |
平成7年に水蒸気爆発が起こり、今でも駐停車禁止帯に指定されている中の湯?温泉源泉槽付近にいくつかの源泉垂れ流しがある。 いずれも温泉として利用されておらず、側溝に捨てられているもったいない温泉である。 国道158号線を松本から安房トンネル方向に向かうと、上高地方面への分岐手前にあるトンネルを抜けた右手に源泉タンクがあり、そこから勢いよく源泉が側溝にあふれだしている。 周囲を温泉成分で白く染めた源泉槽からの垂れ流し湯は白い湯の花が海草のように長く伸びユラユラしている。 手を触れてみたらとても熱くて、ほんのわずかの間手を浸けるのもやっとだ。 その下流部分、トンネルと源泉槽の中間地点壁面から突き出たパイプからも勢いよく源泉が溢れ出している。 こちらは別源泉のようで、析出物も無ければ、温泉成分による変色も見当たらない。 たまたまだったのかもしれないが、私が行った時にはトンネル付近の側溝に枯木や落ち葉が詰まって湯だまりが出来ていて、側溝を流れる水と温泉がウマい事混じり合ってちょうどいい湯加減となっていた。 ただしここは大して広くも無い国道のトンネル出入り口、大型観光バスも数多く通り、こうして歩いているだけでも大変危険な場所なので、見物の際は細心の注意が必要です。 危険極まりない上に、こんな所で入浴などしようものなら、何とかいう軽犯罪法違反で検挙されかねないので、そっと手湯して満足としよう。 それにしてももったいない! |
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