南安曇郡穂高町有明7226 ☎0263-77-1488 衛星電話090-87714000 (立ち寄り入浴は不可)
中房温泉は別名「温泉のデパート」とも呼ばれ、敷地内の館内・露天に数多くの浴場がある事でも有名です。 敷地内のいたる所から源泉が湧き出し、各浴場へと導かれています。 宿の少し上にある大きな源泉からは熱い温泉が沢のようになって流れ出し、モウモウと水蒸気を上げています。 また、宿の裏手の焼山を15分ほど登った所には穏やかに水蒸気を上げている噴気帯があり、地熱料理を楽しむ事も出来ます。
下界とは完全に隔絶された自然に囲まれた静かな環境にある私の大好きな温泉です。
・・・・・・・・・・*宿から少し離れた山林に有り、暗くなったら入浴困難な露天風呂です。*・・・・・・・・・・
白滝の湯:宿の建物の正面から一旦谷方向に下り、渓流沿いに少しさかのぼった山林の崖沿いにあります。 山際に建つ簡素な柱だけの建物で、浴槽の脇に脱衣棚があるだけです。 源泉が崖の溝を伝って細い滝の様になって3つに分かれた湯船の一番奥に注がれています。 当然そこは熱く、次の湯船でも浸かるには厳しい温度で、結局私達が長湯していたのは端っこの湯船でした。 全くの自然の中の開放的な立地で、私のみならず妻も気に入ったらしく、何度も入りに来ました。
菩薩の湯:宿から車道を少し下った所の山林の湧き出す温泉をそのまま注ぎ込んでいる様で中房温泉で一番ツルツル感のある泉質のような気がします。 建物は無く、浴槽の傍らに脱衣棚があるだけです。 ここも林間にあり開放感抜群で自然との一体感を感じます。 ここも帰りかけた車を停め、もう一回入って行こうと妻が言うほど気に入ったようです。
・・・・・・・・・・*ここから下の浴場は宿に隣接した周辺の浴場です。*・・・・・・・・・・
地熱浴:庭にある地熱高温帯。 スノコの上にムシロを敷き寝っ転がって温泉噴気を全身に浴びます。 気持ちいいですよ。
温泉プール:宿の建物の脇を少し山側に上がった所にあります。 プールと言っても充分暖かく、夜になると露天風呂よろしく入浴する方もいらっしゃるようです。
ねっこの湯:温泉プールのすぐ上に小さな東屋が建っています。 入り口の暖簾をくぐると脱衣棚と木の根っこをくり貫いた一人用の湯船があり、温泉が注がれています。 せいぜい二人での入浴が精一杯でしょう。 必然的に貸しきりになります。
月見の湯:根っこの湯をさらに山側に上がると中房温泉の源泉地帯がモウモウと湯気を開けています。 そこのすぐ脇に月見の湯があります。 ここも湯船の脇に脱衣棚があるだけの開放的な造りです。 入ってビックリ、水深20cmほどのとても浅い湯船です。 寝湯して月見をするのでしょうか。
蒸し風呂:宿の裏手の山際に、温泉タマゴ等を作ることが出来る「湯元小鍋立」という高温の源泉が湧き出している所があります。 そのすぐ脇に源泉の水蒸気を利用した男女別の蒸し風呂があります。 普通のサウナと違い、温泉の水蒸気が利用されていて呼吸も楽に出来、長湯しても大丈夫です。
綿の湯:かつては男女の仕切りはあるが扉が無く外から丸見えといった面白い造りの浴場だったのですが、今は足湯として造り替えられ、湯めぐりの途中の休憩所のようです。
滝の湯:目の前の山に湧き出す源泉が高い位置から滝の様に落ちている、よくある滝湯です。 フロントで鍵を借りて入浴する唯一の貸切露天風呂で、人目を気にせずリラックスして入浴できます。
・・・・・・・・・・*ここから下の浴場は館内の浴場です。*・・・・・・・・・・
ここから下は館内の浴場です。 本館と別館に散在しています。
薬師湯:男女別浴のごく普通の浴場。
家族風呂:内鍵が付いていて貸切に出来ます。 タイル貼りだが木製の浴槽がいい味出している。
大浴場:脱衣場は男女別になっていますが、浴場は混浴です。(女性専用時間あり) 大木を組んで造られたログハウスのような浴場で、大木をくり貫いた湯道を通って大きな浴槽に勢い良く温泉が注がれています。
岩風呂:館内にある屋根付きの大きな混浴の露天風呂で、脱衣場は目隠しも無く男女一緒です。(女性専用時間あり) 館内風呂の仲では唯一開放的。
大湯:男女別浴の2階建てのお風呂。 脱衣場から進むと見晴らしの良い2階部分の半露天風呂に出る。 浴場からの景色はココが一番かな? 脱衣場から階段を下ると1階部分の浴室に出る。
御座の湯:男女別浴の昔懐かしい鄙びた木造の浴場で、秘湯感はココが一番です。
不老泉:宿の裏庭のような所にあり、母屋から渡り廊下を通って行く、岩を配した大きな混浴の露天風呂です。(女性専用時間あり) 脱衣所は男女一緒ですが、大きな浴場の両側に目隠しのつい立があり、混浴の内湯の中では女性でも入りやすそうです。 山側に面した壁面が大きく開いていて、大岩を配した庭園風の景色を楽しみながら入浴する事が出来ます。 いっけん裏山が崩れて土石流が浴場に押し寄せたようです。
・・・・・・・・・・*ここから下は浴場ではありませんが、中房温泉の名所温泉調理場です。*・・・・・・・・・・
持ち込みOKなので私達は食材を用意していきましたが、食材は宿でも有料で調達できます。
焼山:宿から15分ほど山を登った所にある噴気地帯。 100℃を超える地熱により地熱料理を楽しむ事が出来ます。
温泉調理場:宿の裏手にあり、高温の源泉で食材を茹で上げる事が出来ます。 |