赤倉温泉源湯(露天風呂):新潟県) '11.7月

燕温泉から妙高山登山道を行く 赤倉温泉源湯の碑のある水場 源泉管理小屋
岩造りの露天風呂 熱いので長湯は出来ません 湯川で火照りを取る

妙高市関山 管理されているが野湯に近い icon088ie.gif  (常に湯が溜まっているわけではない  無料)

燕温泉から妙高山頂へと続く登山道近くにある露天風呂。
登山道わきにある大きな岩の上に、「赤倉温泉源湯」と彫られた石碑が置かれ、その下から勢いよく水がドバドバ注がれている。
これではまるで、温泉の源泉が湧き出しているようにも見えてしまうが、実はこれ、冷たくてとっても美味しい山の湧き水です。

ここには水場のほかに、源泉を守るための管理小屋と機材置き場の建物があり、そしてその傍らには机と椅子が置かれた休憩所があります。   そして管理小屋の奥にあるのが管理人さん達のために造られた露天風呂です。   ご厚意によって一般にも開放していただいているらしいので、使用させていただいた場合は、お礼の一言でも言って綺麗に使わせて頂きましょう。

暑い中、焼けたコンクリートの道を途中までダラダラと、ここまで燕温泉から約50分(休憩10分)の道のりをひたすら登ってきた私達にとって、ここはまさにオアシス的存在です。
実はさらに上部の野湯を目指していたにもかかわらず、美味しい水の誘惑に負け、頭から冷たい水を浴びたり、ついには予定外の食事までしてしまいました。

でも、ここで入浴なぞしようものなら、さらに上部に湧く野湯になんか行く気がしなくなっちゃうから、この場では入浴は我慢、見物だけで上部にある滝の野湯へと向かい、入浴したのはその野湯からの帰りでした。

上部の野湯探索後に立ち寄ると、先ほどとは違い、昼の時間を過ぎていたためか登山客の姿は無く、露天風呂も人の気配を気にせず入浴する事が出来ました。
源泉そのままではとても熱く、湯船に注がれる源泉を外してから湯を撹拌して、ようやく何とか入浴できる温度になりました。
ときどき聞こえてくる登山者の物音が気にならないと言えばウソですが、こんな所まで来るもの同志、来られたらたぶんご一緒に露天風呂を楽しんでいた事でしょう。

露天風呂から2~3mの所を温泉成分で白濁した湯川が流れ、火照りを取るにはもってこいです。   湯川と言っても、冷たい流れですが、自然その物な訳ですから開放感抜群です。

湯あがり後に、休憩所でしばらく休んでいましたが、登山客はここの露天風呂はあまり知らないようで、入浴する人はいませんでした。   ま、登山客はここで入浴したら疲れちゃうでしょうし、下山客はどうせなら燕温泉で入浴するでしょうからね。
温泉マニアにとっては穴場なのかもしれません。(笑)

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