雌阿寒温泉(オンネトー 湯の滝):北海道) '08.5月

噴煙を上げる雌阿寒岳 人なつっこいキタキツネ 天然記念物 湯の滝(下段)
入浴禁止なので手湯でガマン 天然記念物 湯の滝(上段) かつてあった湯船の跡

噴煙を上げる活火山「雌阿寒岳」のふもとには「オンネトー」という湖底から温泉が湧き出している美しい湖があります。   神秘の湖とも呼ばれ、日の差し方や、天候によって湖面がさまざまな色に変化するそうです。   私達が到着した時は濃いエメラルドグリーンを呈していましたが、湯の滝から帰ってきた時には曇っていたせいブルーグレーになっていました。

オンネトーのレストハウスから湯の滝へと向かう遊歩道を2〜3km歩くと「オンネトー湯の滝」という温泉の滝に出ます。  かつては上部の滝壷で入浴できたのですが、地表でマンガン酸化物が形成される世界的にも珍しい場所であることが判明し、天然記念物に指定され滝つぼ入浴は不可となり、代わりにコンクリ製の湯船が造られたそうです。
ところがこの湯船に引湯する事もマンガン酸化物形成に影響があるとの事で、2005年に廃止されてしまいました。
せめてもと、湯の滝で手湯しましたが、意外と温いものでした。

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