温泉街の一番手前にある 豊国館

内風呂　万座の霊泉「苦湯源泉」

露天風呂 左の窓は男内湯

吾妻郡嬬恋村万座温泉  �рO２７９−９７−２５２５　　　(7:00-20:00　500円)

万座ハイウェーで万座に入ると最初に目に入る旅館がこの豊国館です。　　　スキー場の至近距離にありますが、あくまでも宿の方針は昔ながらの湯治客をメインとした鄙びた湯治宿といった雰囲気です。

「源泉主義、湯治の宿」というだけあって、自炊や半自炊も出来、昔から霊泉と言われている効能高い成分無調整の苦湯を源泉としています。
古くからの万座通の間ではここの湯はとっても有名なんです。私も万座温泉は子供の頃からたびたび訪れていますが、温泉に関して言えばこちらの宿はトップクラスではないでしょうか。

浴場は男女別の内湯・女性用の露天風呂・そして大人が立っても湯が胸まで来るほど深い混浴の露天風呂があります。
内湯は鄙び感あふれる湯治場のそれであり、思わずうなってしまいます。　　　　　
また、混浴の露天風呂からは万座の山々が見渡せ、周囲の木立が天然の目隠しになっています。
興味本位で、湯船からそのまま獣道をたどったら、そこは車道でした。（笑）
女性専用の露天風呂は少々塀が高く、入浴しながらの眺望は望めないそうです。　

男内風呂から戸を開けると直接混浴の露天風呂に出てくることが出来ますが、女性は一度服を着替えて男湯脱衣所と引き戸でつながった混浴用の脱衣所で着替えなければなりません。　　　
混浴の脱衣場に男性が入れ替わり立ち替わりいる状態では女性にはちょっと厳しいかな？