屈斜路湖 (池の湯 まつや旅館):北海道) '08.5月

池の湯の隣です 女湯は源泉足元湧出(侵入許可済み) 男湯と女湯は底でつながっている
基本的に内湯は別浴 女湯から男湯を超えて露天に出ます 天然岩盤の露天風呂

川上郡弟子屈町屈斜路池の湯 icon088ie.gif (9:00-20:00 500円)

池の湯入浴後、隣に建つ旅館の庭先で植木の手入れをしていた作業着姿のオジサンに、近くにあるはずの「赤湯」について尋ねたら、なんとこちらの宿のご主人でした。   いろいろ話していたら、足元自噴の内湯と混浴の露天風呂があるという。   それではと急遽こちらの温泉にも入浴させていただく事になった。

脱衣所は男女別ですが、仕切りが引き戸なので家族だけなどの場合には自由に開閉する事もできます。   昔は子供が行き来出来るようにこんな造りがよくありました。   脱衣所の戸を開くと、階段を数段降りた、、、たぶん湖面と同じ高さの所に木で縁取られた浴槽があります。
内湯は見晴らしの良い湖側が女風呂で男風呂からの景色は望めません。   たぶん昔は内湯も混浴だったのでしょう。    一つの湯船の上に板塀の仕切りがあるだけで浴槽内はつながっています。   また、仕切りの先には女性が露天風呂へ入浴する際使われる扉が付いています。   という事は、女性が露天風呂に入るには男湯を横切るという事なのです。
女湯側の湯船の底からナトリウム系の源泉が湧出し、オレンジ色の温泉析出物が底に堆積していて、入浴するとフワッと舞い上がります。   浴槽は深く、底には玉砂利が敷き詰められています。   宿主の許可を得てのことですが、私も女湯側の足元自噴を味あわせていただきました。
また、内湯は基本的に別浴ですが、空いていたら男湯側での混浴はOKだそうです。

混浴の露天風呂は塀に囲まれた日本庭園のような雰囲気で、湖を眺望する事は出来ません。   この浴槽の底は自然岩盤で数mしか離れていない「池の湯」とよく似た感じです。   泉質も多分同じでしょう。   湯船には源泉が掛け流されていますが、池の湯同様「足元自然湧出」もあるそうです。

周囲を塀で囲われているので、池の湯じゃ開放的すぎて恥ずかしいと思われる女性でも、ここならたぶん貸し切り状態で温泉を楽しむことが出来ると思いますよ。

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