黒川温泉(いやしの里 樹やしき):熊本県) '13.09月

樹やしきの母屋 露天風呂へと続く遊歩道 趣のある内風呂
樽の風呂「桶湯」 深い造りの「立ち湯」 混浴の露天風呂「満天の湯」

阿蘇郡南小国町満願寺6403-1 ☎0967-44-0326  icon088ie.gif  (8:30-21:00 500円)

黒川温泉街の中心部から少し離れた高台にある、和風モダンの落ち着いた宿です。
私達のような立ち寄りの入浴客は、母屋にあるフロントで受付を済ませ、一旦駐車場のある庭に戻ります。   「露天風呂入り口」と書かれた看板の脇にある黒い鳥居をくぐると、遊歩道のような道が塀に沿って先へと延びています。   露天風呂エリアに沿って建てられたであろう高い塀に沿って道を下っていくと、間もなく男女左右に分かれた内湯の湯屋があります。

ここでそれぞれの脱衣所から内湯へと向かいます。   引き戸を開けた所が脱衣所で、その先に内湯の洗い場と湯船があります。   薄暗い内湯の湯船は重厚な石造りで、木材を使用した壁と共に落ち着いた雰囲気を醸し出しています。

内湯から扉を開けて外に出ると、木々に囲まれた庭のような場所に二つの露天風呂があります。   手前にある丸い樽状の浅い湯船が「桶湯」、その先にある四角い箱のような深い湯船が「立湯」です。   いずれも小ぶりな湯船で、ゆったり入浴するには2~3人までと言ったところでしょう。   

そしてこれらの露天風呂の先の黒い板塀にある扉を開くと混浴の露天風呂「満天の湯」があります。
この露天風呂は、打たせ湯付きの庭園風の岩風呂で、男女それぞれの露天風呂から扉を開けて出てこられるようになっています。   そっと扉を開け、その隙間からチラッと見た時には湯船に人影がなかったので、安心してカメラ片手にガバッとドアを開けたら、ドアの影に若い兄ちゃん・そして岩陰にカップルさんが居るではないですか。   そんなわけで浴場の画像は写せませんでした。   混浴の場合、たいてい妻が一緒なので、湯アタリ中の妻を車に残し男一人で入っていると、意識しちゃって落ち着かないんですよね。(笑)   
そんな訳で、とても良い露天風呂でしたが、早々に引き上げ、硫黄の湯の花が舞う「桶湯」でまったりとしていました。   周囲は手付かずの自然林、湯船の周囲を取り囲む黒塀が無ければさらに開放的な露天風呂になるのに、もったいないな~、なんて考えながらね。
尚、ご紹介した浴場以外にも立ち寄り入浴客は入浴出来ない宿泊者専用の露天風呂と家族湯もあるそうです。

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