小安峡温泉(小安峡大噴湯):秋田県 '07.6月

小安峡 大噴湯

水蒸気の熱で亜熱帯のようだ

岩盤から温泉が噴出している

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遊歩道脇の湯だまり

下流の入浴スポット

渓流全体が湯川になっている

皆瀬川の大峡谷「小安峡」にやってきました。   国道沿いの土産店が併設された駐車場に車を停め、道路を挟んだ遊歩道入り口から峡谷へと向かうと、この時点ですでに「ゴー」と地鳴りのような温泉の噴出音が峡谷全体に鳴り響いているのを耳にする事が出来ます。

期待に胸を膨らませながら、階段状の遊歩道(60mの高低差)を一気に川岸まで降りて行くと、先の方に轟音を轟かせながらモウモウと湯気が立ち上がっているのが見える。   そばに近づいてみると、岩盤の裂け目から、水平方向に温泉を伴って水蒸気が物凄い勢いで噴出していて、間近では水蒸気で人影も見え無くなってしまうほどです。   1時間に約10tもの温泉が湧き出しているそうです。

岩壁と遊歩道の間にチョットした湯だまりがありますが、有名な観光スポットゆえ観光客も多く、さすがに私も入浴は差し控えました。   手だけ浸けてみると結構熱く、この時期とても全身入浴は出来そうもありません。(ここで入浴された方もいますが、寒い時期だったのかな〜)

熱い源泉が皆瀬川流れ込んでいる所での入浴がベストなのですが、観光客の行きかう遊歩道周辺での入浴は「公然なんとか罪」になりかねないので、遊歩道から外れ死角になるスポットを求め川岸を少し下りました。   この時期は水量も少なく、流れも穏やかで、向こう岸まで泳いでいく事も出来ます。   ただ、このスポットでも、向こう岸まで行ってしまうと遊歩道から見えてしまうので、岸近くでの入浴が無難でしょう。

源泉直下ではないので、だいぶ温度も下がりますが、湯気をたなびかせた川の表面は充分暖かい状態で湯川入浴を果たせ、満足しました。

すぐ近くの国道沿いには共同浴場があり、立ち寄り入浴が出来ます。

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