切明温泉(天然手掘り温泉):長野県 '04.10月〜'11.11月

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手掘り温泉の案内板

橋を渡り、川原に降りる

ひたすらスコップで掘る!

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源泉槽は激熱です

川水を導き湯船完成

こんな所で入浴なんて無理!

絶対入らないと言っていた妻が

気合を入れて入っちゃいました

野湯は最高だね!



この開放感はたまらないね!

日本有数の豪雪地帯でもある、秋山郷の中でも最深部にある温泉集落が切明温泉です。   数軒の宿があり、それぞれ素敵な浴場を所有するが、この温泉地の名物はその傍らを流れる中津川に湧き出す川原の天然温泉です。
駐車場のある右岸から川に掛かる橋を渡り、川沿いに少しさかのぼった所に「天然手掘り温泉」の源泉がこんこんと湧き出しています。   コンクリートで縁取られた源泉槽からは触れると思わず手を引っ込めてしまうほどの熱い源泉が川に流れ出し、そこを2〜3歩歩いてしまった私は思わず飛び上がってしまった。  源泉の周りの砂地からもガスと共に温泉が湧き出しており、スコップで少し掘ればいたるところで入浴可能です。

手抜きして先人の造った湯船に入ってみたが、少々浅く、温度も熱すぎたり温すぎたり様々であった。
ここでスコップの出番である。   手で持てるスイカ大の石で土台をつくり、底を少し掘り下げ、スコップを使い砂利や砂で縁取りを造るのだ。   そこに熱い源泉と冷たい川の水を引き込み、後は自分の手で微調整をすれば「マイ手掘り温泉」の出来上がりです。
これがまた楽しいんだな〜。

はじめは「絶対こんな所じゃ入らないからね!」と言っていた妻も、誰もいなかったためか、自然の開放感に惹かれたか、はたまた私のしつこい勧誘に諦めたのか、真相は分からないが、しばらくすると「あ〜気持ち良い!」なんて言って私の傍らで手掘り温泉に入っていた。(笑)

ここなら私は1日でも遊んでいられそうでだ。   同じような趣向を持つ仲間と一緒に来ればより楽に素敵な湯船を作る事も、より気楽にナチュリストする事も可能だろうね。   関心のある方はメールフォームよりどうぞ。
ただ気になったのは川原に散らばったタバコの吸殻と缶ビールの空き缶である。   このような事の好きな方なら、自然を汚さず、マナーはしっかり守って温泉を楽しんで欲しいものである。

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