片瀬温泉(源泉こぼれ湯):静岡県 '05.3月

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湧出元はここのようです

海岸でも高温でとても触れない

ここでようやく入浴を果たす

この海岸沿いの道路は今迄何度となく通っていたが、温泉やぐらからフレッシュで高温の源泉が垂れ流しされていたとは知りませんでした。   何も知らなかったら、たとえこの流れを見かけたとしても、「どこかの宿の下水だろう」くらいにしか思わなかった事でしょう。   ありがたい事に温友の方からの貴重な情報をお寄せいただき、危ない入浴が果たせました。

片瀬温泉の源泉がいくら熱いからといっても、排水溝を通り海岸の石の間を通れば、温くなっているに違いないと思っていました。   ところが海岸に垂れ流されている源泉を辿って行くと波打ち際まで熱いままなのです。   また温泉熱のせいでしょうか、この辺りの大石にだけ異常なまでに藻や海苔が発生しています。

仕方ないので、脱衣後タオル片手に波打ち際まで行くと、注意していたはずの足元が浮き上がり、そのまま大石の間にドボン!。   ツルツルした石が幸いしてか怪我する事はありませんでしたが、帰宅後思い出したように痛みが出ました。   波打ち際での入浴は、波が打ち寄せると冷たい海水にもまれ、波が引くと源泉が流れ込み尻と足が熱くなるという変則的な入浴でした。   

普通の野湯と違い、遊歩道に面し、目の前には温泉街の街並みが広がり、身を隠す湯船があるわけでもないので、「誰も来なければいいな〜」なんて思いながらの落ち着かない入浴でした。

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