鉄輪温泉(かまど地獄 「いやしの湯」):大分県) '13.09月

「いやしの湯」源泉 「いやしの湯」入り口 かまど地獄の受け付けで借りる鍵
浴場全景 湯船 美し色した温泉が満たされている

大分県別府市御幸5  ☎0997-66-0178  icon088ie.gif  (8:00-17:00 400円)

別府温泉の観光名所「かまど地獄」内にあるオーナー所有の浴場です。   オーナーのご厚意で過程で使用する家庭で使用するお風呂を一般入場者にも開放して下さっているので、感謝の気持ちを忘れずにマナー良く入浴させていただきたいものです。   「いやしの湯」はかまど地獄の見学料が支払われていれば特に入浴料の徴収は無く、入浴自体は無料という事になります。

かまど地獄は別府の地獄をミニサイズにして集約したような造りになっていて、時間が無い人や地獄観光は一か所でイイヤという人にはうってつけのスポットです。   タダで入浴させていただいたからゴマをする訳ではありませんが、1丁目から6丁目までいろんな種類の地獄を見る事が出来、面白い案内人さんのパフォーマンスあり、鉄輪名物の蒸し料理も楽しめ、手湯・足湯・蒸湯、そして地獄源泉の「いやしの湯」にも入浴出来ちゃうんですから大満足です。

さて、「いやしの湯」に話を戻しましょう。
ここに入浴するには、「かまど地獄」入り口にある入場券販売所の窓口で「いやしの湯に入浴させていただきたい」と申し出て、浴場の鍵を貸して頂く事からはじまりです。
浴場の扉には、「はいっちょくれ いやしの湯 源泉」と大きく書かれ、オーナーの太っ腹度が伺えます。

鍵を開け、中に入ると玄関のようですが、実はそこが脱衣所です。   浴場の扉を開くと家庭用的な小さな洗い場があり、その奥に4~5人は入れそうな家庭風呂にしては大きめな浴槽があります。   黒いタイル張りの壁には「源泉に 鬼もほほえむ 地獄の湯」とのフレーズがインパクトのある真っ白な文字で描かれ、また、一部岩風呂風に加工された湯船には源泉の配管がむき出しになり、これがまた何とも言えない雰囲気を醸し出しています。

肝心の源泉は敷地内に湧き出す地獄の3丁目から導いたもので、見た目にも実に美しい温泉です。   湯船を満たすその温泉はコーラルブルーに近い淡白濁した水色で、地獄ならぬ天国が連想されます。   温泉マニアにとっちゃ赤かろうと黒かろうと、それはそれで天国なのですがね。(笑)
小さな窓しかない、さほど大きくもない浴場なのですが、湯の色のせいでしょうか、閉塞感は感じられずとてもインパクトのある浴場でした。

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