鹿教湯温泉(ホテル天竜閣):長野県) '11.4月

なかなかインパクトのある外観 B級感溢れる大浴場入り口 男女別の脱衣場から出られます
とにかく大きいマンモス風呂 シートで覆われた露天風呂 女性専用浴場

上田市西内904  ☎0268-44-2126 icon088ie.gif  (9:00-21:00 内湯300円)

小諸方面から鹿教湯温泉に入ってすぐ左側にある大きな建物が、このホテル天龍閣です。     手前に見えた建物がリゾートホテル部で、旅館部?の玄関は反対側にあります。

外観だけでなく、昭和時代のレジャーブームの頃そのままの内装、無造作に駐車してある年代物のバスがどことなくB級感を漂わせています。    自分が子供の頃、親に連れていかれたレジャーホテルを懐かしく思い出しました。    
かつて、1億総レジャーなんて言われ、重高長大がもてはやされた高度経済成長期の頃はきっと大勢の宿泊客で賑わっていたのでありましょう。

大きなお宿の割にはご家族だけで運営されておられるようです。     かつて宴会を開いていたと思われる大広間には大小様々な骨董品が陳列(収納)されていて、お願いすれば自由に見学させてもらえます。     骨董品収集がオーナーのご趣味であることは間違いありません。     なんと、真田藩の江戸屋敷の一部を競売で競り落とし、宿の裏手に移築してしまったそうで、聞くところによると、落札額はなんと21万円、移築費用が6000万円もかかったそうです。

オーナーは「そのうち真田屋敷の宿で日本全国に知れ渡るようになりたい」と元気におっしゃられていました。

「浴場」と書かれた鄙び感溢れる入り口を抜けると、男女別の脱衣所になっています。    「マンモス風呂」と呼ばれる混浴の大浴場へは男女それぞれの脱衣所から出ていくことができ、大浴場の引き戸を開け、露天風呂に出ていくことができます。
公式HPによると、露天風呂は冬期閉鎖で4月から入浴ができる、とあったが、私たちが訪れた4月でもシートで覆われていたので、入浴希望の方は問い合わせしたほうが良いのではないかと思われます。

女性脱衣所のすぐ隣りには女湯も有りましたが、温度が低く、春先では厳しいものがあるようです。     妻も1度浸かったきりで、あとは大浴場に来ていました。

マンモス風呂というだけあって、100人以上は十分入れそうな大きなプールのような浴場で、浴室内は湯気がもうもうとしていて、入り口から奥の壁が見通せない程です。     窓を全開にし、20分ほど待って撮った画像ですが、まだまだ薄ぼんやりしています。

入浴料金が他の宿と比べ、300円と割安なので、ご近所さんも銭湯がわりに利用されているようでした。

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