幌加温泉(ホロカ温泉旅館):北海道) '08.5月

鹿が玄関先をうろうろ 懐かしい木造校舎みたい 男湯浴場
鍾乳洞みたいでしょ(打たせ湯) 硫黄泉・食塩泉2つの泉源 女湯からだけ出て来られる

河東郡上士幌町幌加番外地 ☎01564-4-2167 icon088ie.gif (8:30-16:00 300円)

●閉館しました●

私達が幌加温泉に到着した時、2軒ある宿の玄関先は野生の鹿のパラダイス状態で、車の音にも驚かず、こちらをじっと観察している。   さすが北海道、宿の方も「いつもいるべさ」だって。

外観は歴史ある洋館?昭和前期の木造校舎?のような建物だが、内部も実はそんな感じで私と同年代以上の人間だったら懐かしさを覚えてしまうだろう。
以前は別棟の湯治棟も営業していたのですが、今はこの本館だけの営業みたいです。

小学校のような廊下の先に男女別の浴場入り口があります。
脱衣所にいてもジャバジャバ水の流れる音が聞こえてきます。   我慢できずに浴場を覗いてみると、千枚田というか、鍾乳洞というか、いまだかつて見た事もない温泉析出物の堆積が目の前に広がっていました。
足を踏み入れると、まるで海岸の岩場を歩いているようです。
脱衣所まで聞こえていたあの音は打たせ湯のもので、その周囲には特に素晴らしい形状の造形物が形成されていました。

打たせ湯のほかに、硫黄泉の大きい湯船、食塩泉の小さな湯船があります。
男湯と女湯の間にはドアがあり、女湯側から男湯に出てくるのはOKだそうです。
宿のご主人は、「基本的には別浴で、男湯は混浴じゃないけれど、女湯にはこんな立派な析出物はないので、女性にも味わってほしいとの思いからそうしている」との事でした。

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