東鳴子温泉(大沼旅館):宮城県) '12.03月

カフェのような外観 大浴場(仙人風呂) 奥に見えるのが男性用脱衣所
女湯へと続く女性用入り口 3つある貸切風呂 タイル張りの貸切内湯
中庭の貸切露天風呂 貸切蒸かし湯 宿泊者専用の貸切風呂

大崎市鳴子温泉字赤湯34  ☎0229-83-3052  icon088ie.gif  (11:00-14:00 500円)

東鳴子温泉街の端っこにある4階建ての和風旅館。     立ち寄りでは入浴できない浴場を含めると7か所の浴場とふかし湯が1か所の合計8か所もの浴場があるとの事です。
ちなみに私は立ち寄り入浴でも利用できるのは、混浴の大浴場・女性専用の浴場・1Fの貸切風呂(内湯と露天)・ふかし湯です。     そのほか、宿泊者専用に、4階にある2か所の貸切内湯と旅館から離れた所に予約制の貸切露天風呂があるそうです。

受け付けを済ませ、妻は女性専用浴場、私は混浴の大浴場へと向かいます。
実は女性専用の浴場の脱衣所から通路を奥に進むと、混浴の大浴場に出てくる事が出来るんです。    女性側から大浴場への出入り口は ちょうど大浴場脱衣所と湯船を挟んで反対側なので、女性でも入浴しやすい造りになっていると思います。     混浴したくなかったら、大浴場の脱衣所に人影が見えたらサッサと女性専用浴場に引き揚げてしまえばいいのですから。

大浴場の壁一面には仏画家によって描かれたという天女が優雅に舞う絵や抽象的な画が所狭しと描かれています。     たとえ入浴しなくとも、これは一見の価値がありそうです。
浴場に片隅には石仏が置かれ、そこにも源泉が導かれていて飲湯出来るようになっています。
「快浴洗心の宿」と銘打つだけあって、単に入浴するだけでなく仏に触れ心も洗いましょうという事なのかな~。
ほのかに香る温泉臭を楽しみながら、澄んだ昆布茶のような色した温泉に浸かり、天女を眺めていると、何だかそんな風に思えてきました。

次に3つ並んだ貸切風呂とふかし湯に向かいます。     これらは全て内鍵があり、空いていれば自由に入浴する事が出来ます。
一番奥にある「内湯」は二人入れば一杯になってしまうくらいのタイル張りの浴場です。

真ん中にあるのが、まるで庭先にある小さな池のような「露天岩風呂」です。     簾で目隠しされていて、向こう側からは見えないのですが、こちらからは客室やラウンジの窓が見えてしまいなんだか落ち着かない感じでした。     あとで検証してみたら、客室側からは絶対に見えないようになっていますので、ご安心くださいませ。(笑)

その隣にあるのが「ふかし湯」で、服を着たまま横になって温浴するというものです。     当然長くは入っておれません。

バタバタと入浴し、ラウンジで休憩していると、湯治客もおられ、とても和やかな雰囲気の宿でした。

icon-back.gif[温泉探検目次]  icon-back.gif[東北温泉TOP]
inserted by FC2 system