白馬八方温泉(小日向の湯 源泉露天風呂):長野県 '07.08月〜'13.10月


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白馬岳を源とする清流

清流に沿って林道を歩く

脇道を少し下ると湯船が見える

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眼下に清流を眺めながらの入湯

石積みと自然木で造られた湯船

下段にある湯だまり


2013年10月に訪ねた時には源泉の余り湯は止まっていて空の湯船だけが放置されていた  その後の情報求む!

空の湯船 入浴気分の寂しい後姿 かつて源泉の余り湯が出ていた枡

白馬連峰を源とする清流に掛かる橋のたもとに駐車し、ここからは清流に沿って林道を上流に向かって歩きます。   林道のゲートには「熊に注意」のポスターが貼られ、「ここから先は自己責任ですよ」と訴えかけています。

しばらく歩いて行くと草木に埋もれた小屋があり、河原へと続く踏み跡がある。   林道から湯船は見えないが、この踏み跡を少し下ると白馬八方温泉の源泉余り湯をたたえた貯湯漕があり、その下に手造りの湯船が見えてくる。

かつては2段に分かれた大小二つの立派な石造りの露天風呂があったそうなのですが、私が手をこまねいているうち2004年11月にすっかり破壊されてしまいました。    「行ける時に行ける所は行かなきゃダメだな」と悔やんでも後の祭りでした。   そんな折、小日向の湯源泉野湯が有志の手により復活したとの情報を得、2度と後悔したくないので今回の訪問となりました。

この野湯は、もともと川へと捨てられていた白馬八方温泉へ供給する源泉の余り湯を斜面の途中でせき止め、石を組んだ湯船へと導いたものです。   以前の湯船からすると小ぶりなものとなりましたが、一人で入るには充分すぎる広さがあります。   斜面立地のため、脱衣には少々てこずりますが、立ち木の枝をつかみ衣服を枝に掛けると便利です。

自然に囲まれた湯船で眼下の清流を眺めながら入浴していると、時の経つのも忘れてしまいそうです。   

少し下った平地にもこぼれ湯のたまった湯だまりがありますがこちらは尻湯がせいぜいです。   公には認められていない温泉ですが、今後も是非存続していって欲しいものです。

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