夏油温泉(奥の湯・奥夏油温泉):岩手県) '10.9月
夏油温泉の手前の林道から入った | 夏油温泉へと続く登山道 | 沢を超え登山道を離れる | ||
奥の湯のある川原に到着 | 湯船は埋まっていたが源泉発見! | ほのかに硫黄臭の漂う源泉 |
夏油温泉を流れる夏油川の上流に人知れず湧き出す野湯があるという。 有志によって石組みの浴槽が川原に作られているらしい。 ずっと以前から気になっていた。 そして今日、その野湯へと向かう林道入り口に立ったのだ。 いつもながら、初めての野湯に向かう時はテンションが上がってどこからともなく元気があふれてくるのだ。 夏油温泉からもこの野湯へと向かう登山道に出る事とは出来るのだが、温泉街から続く登山道はいくつにも分岐し、うっかり間違えるととんでもない所に続いている。 そこで、今回は温泉街の手前数百mにある林道からアプローチする事としました。 立ち入り禁止のチェーンが張られた林道の入り口からしばらくの間、水の流れでえぐられたような荒れた登り坂が続きくが、やがて坂を登リ切ると、両脇を草木でこすりそうだが、軽四の4駆なら普通に車で走れそうな道になる。 でも、地面は水溜りだらけではまらないように歩くのは結構気を使う。 やがて、沢を渡河するのだがこれがまた降り続いた雨のため水量が多く、結局水の中をザブザブ進む。 今まで濡れないように気を使って歩いてきたのは一体何だったんだ。 やがて登山道から外れ、野湯へと向かう獣道に入るとそこはまるで沢&沼。 もうドロドロになることにも慣れ、顔の前に手をかざし、背丈以上に生い茂る草木から身を守った。 だって、傷が出来、これが酸性の温泉なんかに浸かったら痛いんだもんね。 最後は沢同ぜんの道を川原に向かって急下降し、目的地の野湯のあるべく場所にたどり着いたが、ネットでリサーチした雰囲気とは違い、何もかもが砂利に埋もれていた。 ここまでで通常1時間くらいかかるらしいが今回はちょっと無理して45分。 しばらく周囲を探索し、源泉を発見したのだが、川の中で入浴は出来なかったが来た甲斐はあった。 以前の野湯探索ではやはり増水で埋もれてしまっていた事もあったし、それに比べればまだましだ。 と言う事で源泉に触れる事が出来ただけでも、これはこれで満足でした。 |
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