二岐温泉(旅館ふじや):福島県 '07.4月

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ロッジ風の外観

内湯(男風呂)

内湯(女風呂)

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露天風呂(男風呂)

手前はボードで完全目隠し

湯船の奥は「ヨシズ」が仕切り

岩瀬郡天栄村湯本下二俣22-1 0248-84-2104 icon088ie.gif (11:00-16:00 500円)

渓流沿いの露天風呂が売りの二岐温泉にあってこの「旅館ふじや」は渓流から離れた山側にあり、風呂からの景色はイマイチなのだが、ユニークな露天風呂が異彩をはなっている。

男女別の内湯は熱い源泉が掛け流され、湯気がもうもうと立ち込めている。   湯船に身を沈め、ふと見上げると、下半分がぼかされた大きなガラス戸の向こうにヨシズが見えた。   「混浴とは聞いていないが目隠しのボカシが入っていることからしてもしかして、、、」なんて思いながら露天風呂に出る扉を開いて外に出てみた。   

扉の向こうは洗い場になっていてその先に湯船がある。   洗い場と湯船の手前まではボードを使って完全に目隠しされているが、湯船の奥の方はヨシズが水面まで掛けられているだけ。   覗いてみると誰かいるようだ。足が見えている。   どうせ妻だろうと思いつつも恐る恐るチェック。   結果は、、、案の定であった。(苦笑)

別浴なのにヨシズ越しにお互いが見えるので、気分は混浴である。   いけない事とは知りつつも、女湯(内湯にも)に他のお客さんがいない事を確認後、潜水して越境してみた。   でもやはり落ち着かず、すぐに戻ったが貴重な体験だった。(笑)

入浴後、女将さんに元々混浴の露天風呂を仕切ったのかと伺うと、元々男女別の露天風呂として造ったとの答えが返ってきた。   以前は、湯治客や団体客などからヨシズをはずして混浴させて欲しいとの要望があり、仲間内だけの入浴の際に限りはずしていた事もあったそうだが、最近はしていないらしい。

洗い場や内湯側の湯船は完全に目隠しされているので、他人との混浴はイヤだけど家族や仲間内だけとなら混浴気分を味わいたいと思っている方には是非おすすめの露天風呂です。   周囲を囲まれ、景観は決して良いとは言えないが、遊び心溢れた造りの露天風呂で個人的に大変気に入りました。

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